彼女が欲しすぎて何もできない自分が悔しすぎて必死で自分磨きしてるうちに、自分磨きが楽しくなってきて、自分磨きがきっかけで何かに没頭できるだけの膨大な熱量が養われはじめて、そのうちイケてる人のやりがちな趣味を真似するようになって、気付いたら趣味に没頭する喜びから抜け出せなくなって、楽しいあまり自分の性的魅力をいちいち気にするのさえ馬鹿らしくなってきて、何より魅力や結果よりも自分自身がその瞬間を楽しむことに価値があり、人生の長い旅路のなかで幸せの道を切り開いていくのは女ではなく俺なんだと思い始めた頃に、気付いたらどうでもいい女が寄生虫のようにいっぱい湧いてきてモテるようになるんだよな