アフガニスタン北部には、少女のような容姿で男性客のために踊る10代の少年がいる。少年による踊りは昔からの慣習だが、踊り子少年たちの一部は、部族軍の元・長など裕福で権力のある男性客により、売春行為を強要されている。

 これらの少年は少女の格好をさせられた上、多くのプレゼントを与えられ、「愛人」として扱われている。

 イスラム教の聖職者は、こうした行為はイスラム法で禁止されている「男色」だとして、関与した者に石投げの罰を科すよう主張。当地の警察も取り締まりを行っている。

 ムジャヒディン(イスラム戦士)の元メンバーで、同国北部の町Pul-e-Khumriに住むビジネスマン(38)は、3年前に職を探していた15歳の少年を選んで、住む場所を与えたと語る。少年の写真を見せながら「少年を抱きしめることを非常に楽しんでいる。少年の香りは最高」と述べた。

 男性はまた「私には妻がいないし、少年が妻のようなもの。少年には女性服を着せ、私の横に寝かせている。私は彼を楽しんでいるし、彼は私のすべて」としている。

https://jp.reuters.com/article/idJPJAPAN-28960920071119