レーウィは、下図のような装置をつくり,副交 感神経を刺激すると,、心臓Aの拍動数の減少後, 心臓Bの拍動数も減少することを発見した。
これは、副交感神経の末端から分泌された物質が, 心 臓Aの拍動数を減少させたのち、リンガー液に よって心臓Bに移動し、その拍動数も減少させたからである。
後にこの物質はアセチルコリンであることがわかった。
このように、神経末端から分泌される物質は、神経伝達物質と呼ばれる。
その後の研究で、交感神経の末端から分泌されるのはノルアドレナリンという物質であることがわかった。