寂しい雨が降る街角で
君との最後の夜を過ごしたんだ
口づけを交わし、手を握り合い
いつまでも離れられないと誓った

でも夢中になっていた二人は
時の流れを忘れていたんだ
突然に鳴った電話とともに
現実の壁にぶつかってしまった

声があふれ出す電話の向こうで
君の涙がこぼれているのが分かる
昨日までの愛が簡単に消えてしまう
甘い別れの夜、僕らは別れを告げた

君を忘れることなんてできるわけがない
でも、過去のことに縛られても意味がない
新しい未来に向かって、一人一人進んでいこう
甘い別れの夜、新しい出会いを待とう