Appleがディスプレイ上にカメラのない「Face ID」やディスプレイをタッチするだけで指紋認証できる「Touch ID」の開発を進めている
https://gigazine.net/news/20230311-iphone-under-screen-touch-face-id/

Appleは、2013年に登場したiPhone 5sで初めて指紋認証機能の「Touch ID」を採用し、その後、2017年に登場したiPhone XではTouch IDに取って代わる顔認証機能として「Face ID」を採用しました。記事作成時点でも最新のiPhoneやiPadで採用されているTouch IDおよびFace IDについて、ディスプレイ下部に完全に隠れるようなものの開発にAppleが取り組んでいると報じられています。

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yeux1122さんが開発部品メーカーの情報源から得た情報によると、Appleは最近になってディスプレイ内蔵型Touch IDの開発において「いくつかの成果を挙げた」そうです。情報筋は、ディスプレイ内蔵型Touch IDは、登場したばかりの新しいDynamic Islandから2~3年後にリリースされる可能性が高いと述べており、技術として短波赤外線と光学システムなどを組み合わせたものになり、既に関連する12件の特許をAppleは取得済みであるそうです。

加えて、ディスプレイ内蔵型Touch IDは既存の指紋認証センサーとは異なり、ユーザーの静脈パターンを検出したり、血液酸素飽和度を測定したり、脈拍を測定したりすることもできるようになるとのこと。また、ユーザーが手袋を着用しているかどうかや、ユーザーの指が濡れているかどうかなどを検出し、状況別に応じた指紋認証を実行する模様