>>43
神について完全に理解することは困難であり、俺にはまだ分からない
ただそのような思考は善と悪を混同することに繋がり自分の為にならない
自分のためにならないことをするのは不自然であるから俺にはできない


>>46
神に許可されなければ誰も何もできない
しかし神はユダのしたようなことつまり裏切りや詐称、人殺しなどを嫌っていた
それでもそれは神の意志であり、一人ひとりが神に似て自由な存在として創造されたからにはユダには最小レベルではあっても彼自身の意思があり、それは尊重される

その結果として誰かが犠牲にならなければならなかったので神は自身そのものとも言える独り子イエスにその犠牲を担わせた
そしてその対価としてイエスは却って永遠の命が与えられた
我が子を犠牲にすることはカナン人のやっていたモレク信仰と表面上似ている
しかしこの犠牲によってイエスは命を得え、それを見た人たちの多くも永遠の命に至った

この一連の現象が誰もが得をしたのは悪の立場から見ても善の立場から見ても明白であるから神の意志を「エゴ」と呼称することは困難であり、またユダの行為もまた神から孤立したものであったと言える

その「滅び」のルーツがどこにあるのかは分からない
神がいつ生まれたのかは誰にも分からない
なぜなら時間という概念の向こうにいる可能性が高いからだ