Appleの第4世代「iPhone SE」が復活か、iPhone 14と同じ6.1インチOLEDディスプレイで大画面に
https://gigazine.net/news/20230228-iphone-se-4-apple/

Apple関連の確度の高いリーク情報や予想を行うアナリストのミンチー・クオ氏が、Appleが一度中止した第4世代iPhone SEの生産計画を再始動させているとSNSに投稿しました。

クオ氏は2023年2月28日に、「私の最新の調査によると、Appleは最近、液晶ではなく有機ELディスプレイを搭載した『第4世代iPhone SE』を再始動させたようです。全体として、第4世代iPhone SEはディスプレイが6.1インチであるiPhone 14のマイナーチェンジ版と言えるでしょう」とツイートしました。

第3世代iPhone SEは4.7インチの液晶ディスプレイで、コンパクトな代わりに画面が小さいという欠点があります。そのため、第4世代iPhone SEが6.1インチの有機ELディスプレイを採用することで大画面化し、ベゼルも狭くなって前モデルの不満点が解消するとみられています。

また、第4世代iPhone SEはApple製の5Gチップを搭載する可能性が高いとのこと。Appleが第4世代iPhone SEに自社製の通信チップを採用すれば、技術的なハードルが低いiPadやApple WatchもすぐにQualcommのチップから移行するとみられるため、「Appleの利益率が改善する一方でQualcommの対Apple事業は今後2~3年で大きく減退するだろう」とクオ氏は予想しています。

クオ氏の予想を取り上げたIT系ニュースサイトのMacRumorsは、「クオ氏は第4世代iPhone SEの発売時期には言及しませんでしたが、同モデルの発売傾向からすると、2024年3月以降になる可能性が高いでしょう。これまでのところ、ホームボタンとTouch IDを搭載したiPhoneは2022年3月に登場した第3世代iPhone SEが最後となっていますが、第4世代iPhone SEがPhone 14をベースにした新モデルということなら、Face IDを搭載する可能性が高いと思われます」とコメントして、第4世代iPhone SEは指紋認証ではなく顔認証を採用すると予想しました。