エゴマオイル+茶葉エキスに育毛促進効果 抜け毛18%減少、日華化学と理化学研究所 4月にスカルプケア商品化

日華化学(本社福井県福井市、江守康昌社長)は、エゴマなどの植物オイルと、茶葉から抽出したエキスを組み合わせることで、毛髪を抜けにくくするなど、毛髪成長促進効果があることを発見したと発表した。
理化学研究所(兵庫県神戸市)との共同研究で、日本と韓国で特許を出願している。同社は研究成果を反映したスカルプケア(頭皮ケア)の商品化に着手しており、4月から新ブランド「DEMI DO(デミドゥ)」として販売する。

 毛髪の成長期に、毛根が頭皮の下の脂肪層に潜り込む現象があることから、素材選定で油性成分に着目。約10種類の植物の油性成分の中から、エゴマオイルに育毛効果があることが判明。
さらに茶葉の一種「ルイボス」から抽出したエキスをエゴマオイルと組み合わせることで、育毛関連遺伝子の発現が促進され、毛根の活性化機能を高めることを突き止めた。
男女ともに効果があるという。

 二つを配合した剤と、未配合の剤で、3カ月にわたり頭皮への塗布試験を各10人に行い、洗髪した際の抜け毛の数と、毛髪の太さを比較。
未配合の場合は抜け毛の本数が平均6・2%増えたが、配合した場合は逆に抜け毛が18・1%減った。毛髪の直径も8・3%大きくなり、髪が太くなる傾向も確認された。

ソース
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1729795

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