【シドニー時事】オーストラリア政府は7月から、特定の心の病の治療に、幻覚作用のある毒キノコの成分「サイロシビン」と合成麻薬MDMAを処方することを承認する。

 サイロシビンは、「マジックマッシュルーム」とも呼ばれる幻覚キノコのシビレタケなどから抽出される。MDMAとともに、TGAはこれまで研究目的のみに使用を認めてきたが、
国内外の治験で効果が判明したとして、処方の承認に踏み切った。対象疾患で通常の薬剤が効かない患者は豪州内で数千人に上り、
TGAは「新たな治療法に道を開く必要がある」と意義を強調している。

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