https://www.fnn.jp/articles/-/487268?display=full
韓国の海洋科学技術院などは、福島第一原発の処理水を太平洋に放出した場合に放射性物質「トリチウム」がどのように拡散するかシミュレーションしました。
その結果、トリチウムは10年以内に北太平洋全体に拡散するものの、濃度は韓国海域の水準の10万分の1と極めて低い濃度になると推定されると発表しました。
担当者は「この程度の濃度は、実際に海洋に存在するトリチウムに比べてかなり少ない量」だとし、「数値だけ見れば大きく影響がない」と説明しています。
日本政府は福島第一原発の処理水について、今年の春から夏ごろに海洋放出する方針で、韓国政府はこれまで懸念を示しています。