俺の人生が1番輝いてたピッキングバイトの栄光の日々を語るから参考にしていけ
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舞台は今から20年くらい前、当時20代で脂ののった無職だった俺が短期バイトで入ったピッキングバイトで輝いていた日々の話だ。
同期は20人ほど採用され
4人1組の5チームに振り分けられた俺たちは
工場の端から端をカート引きながら注文書片手に走り回り
衣類やぬいぐるみやプラ製品や雑誌など
あらゆるものを拾い集める1ヶ月の短期バイトをしていた タフな仕事だが若さと運動部経験により俺は大活躍していた
昼休憩前と仕事終わりにその時点での各バイトの達成数が紙で貼り出され
誰がどのくらい仕事してるか一目でわかる仕組みだった
俺は当然その四人のなかで1番結果を出していて
最下位のオッサンは毎日毎日社員から説教されていた
一週間もすれば各チーム説教される最下位とエースが固定化され
エースは自然と誇らしく自信に溢れた歩き方や態度になったりして
俺は毎日バイトが楽しかった バイトも半分の2週間が経過する頃
各チームの成績トップであるエースが集められた
俺含め集まった5人のエースは新たなチームとなり
扱う商品が違う部署に渡りピッキングをする事になる
エースによるドリームチームが向かった先は腕時計やブランド品など高級品のピッキングだった てっきりドリンクなど重いものをやらされるかと警戒した俺はホッとしたのだが
和んだのもつかの間
仕事が開始されるとそこはトップオブトップの集団ドリームチーム
仲間ではあるが各チームの選抜でありプライドもあるため
いつもより必死に動く
そしてさすがエース
みんな早くて正確
結果、俺はピック数も正確さも最下位だった
そしてそれはその日だけでなく翌日からもずっと…
焦りが失敗を呼びさらなる焦りを呼ぶ悪循環
俺はいつの間にか固定最下位で常に社員から叱られる立場になっていた 最下位とはいえドリームチームの最下位なのだから
今まで在籍してた下位グループの奴らに比べれば仕事はできるはずなのにこの叱られ具合
不満とやるせなさを感じた俺は残り任期4日ほどを残してバイトを辞退
楽しかったバイトがすごく嫌なものに裏返るのは一瞬だな
オセロみたいだなと感じた夏だった そもそもその程度で社員に怒られる意味がわからん
社員暇すぎな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています