刀は血や脂ですぐ切れなくなる←これ本当?
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ラード作りで、ひたすら脂身切り続けてても
切れ味落ちることなんてなかったんだが
漫画でたまに見る表現だけど
具体的にどんな原理で切れなくなるのん? こんなとこでスレ立てる前に刃物屋に聞けばいいじゃん 血糊付いたまま手入れもせず放置して固まった後の話な 司馬遼太郎が適当に書いたことを信じてる人が多いだけ 2代目はクリスちゃんから広まったけどまあ嘘らしいね 刃をノコギリ状にして脂を付けて着火すると燃える←これマジ? 普通に切れるぞ
そんなんで刃物切れなくなるなら猪解体とかできねえし >>10
クリスちゃんかわいいよクリスちゃん
志穂美悦子以外は
監督も共演者も役者不足な映画だったな
ぶっ飛びすぎな原作に対して >>8
その話の出所と真偽について検証したサイトがある
http://yu77799.g1.xrea.com/nihontou2.html
結論から言うとネタ元であるとされる戦ふ日本刀にそんな記述はないし
つまりデマ >>11
真偽はともかく
見た目は中2心に響きそうだなw >>18
二、三人切ったら油で切れなくなるから
戦場では役に立たん云々
という文章から
二、三人切ってそのまま帰って放置して
血が固まってからまた出陣しても役に立たん
と考えるのはあまり普通じゃないかと… 骨で刃こぼれってのは容易に想像出来るし
当時の人達も承知の上だっただろう
もしかしたら
骨切らないように表面の肉や皮だけ
ちくちくスパスパやる剣法とかあったのだろうか? >>20
あのさあ集団戦闘が一回で終わるわけねえだろ
勝ち戦ならどんどん攻めていくし負け戦なら戦いながら逃げる
武器や防具の手入れなんかしてる暇など無い >>25
とはいえ
自分の都合で自由に帰陣出来るわけでもなくね
敵が許してくれないと 時代劇『斬り抜ける』でも、人を斬った刀は血脂や刃こぼれのために切れ味が悪くなるため、連続して切れるのは2人までという設定がありました。
しかし、第6話以降このような設定は無くなりました。 砥石に垂直に刃あてて滑らせるだけですぐなまくらに出来るから切り方次第でわからんでもない気がしてきた あれでも日本刀はかなり重いからな、切れが悪くても力業で押し切れる。暴れん坊将軍が華麗に振り回してるの実際には無理だぞ 絶対嘘だよな
なぜか日本刀の話題になるとフィクションより全然雑魚で話にならんみたいに言いたがるやつ湧くから印象づいてるんだと思うわ >>32
鍛造の鉄の棒だもんな
なんなら刃どころか丸棒でも
けっこうな殺傷力ありそう
竹刀だって骨折することあるし >>23
あった。骨だけでなく戦場では鎧も付けているから鹿島流とか香取流といった東日本の剣術流は裏技(戦場での技)として脇の下を狙う事が多い。 >>37
おおおやっぱり
動脈狙っていくのえぐいー 「日本刀はスグ斬れなくなる」という記述は結構古くからある。
一番有名なのは足利義輝の最後に関する記述だろう。戦国ヲタなら知ってると思うが塚原卜伝から免許皆伝を受けた剣豪将軍として有名な人物だ。
この人は最後三好軍に館を包囲されて一斉攻撃を受けて死亡しているワケだが、比較的スグに書かれた軍記モノには「1人で30人の兵を斬った」とされている。
この時、1本の刀ではスグに斬れなくなってしまうので趣味で集めた名刀を大量に畳に突き刺して取っ替え引っ変えしながら戦ったとされている。
もちろん軍記モノなので正確性は低いが、戦国末期から江戸時代初期頃には既に「刀はスグに斬れなくなる」という認識はあったようだ。
とは言え、足利義輝館に突入した三好軍は武装していたので当然鎧兜をしていたハズ。血油で斬れなくなったと言うよりはやはり歯こぼれや反りで斬れなくなったと考えるべきだろう。 日本刀は知らないけど養殖真鯛とか数十尾捌いてるマジで脂で切れ味鈍くなる
刃物は摩擦で切るから影響でてくる >>38
面白いと思ったのは表技(鎧を着てない相手との戦闘)で、時代劇のチャンバラシーンはモチロン現代剣道とも全く違う『相手の刀と自分の刀を合わせない』事が一番の基本としている事。
チョット意味判らないと思うが、つまりチャンバラや剣道のように相手が斬りかかってきた刀を自分の刀で受けたり払ったりするとドチラかの刀が折れたり曲がったりして役に立たなくなってしまう可能性が高い。
ドチラの刀が折れるかはほぼ運で、運悪くコチラの刀が折れれば絶体絶命だ。
じゃあどうやって相手の刀を躱すのか?相手の刀と同じ方向に斬って相手の太刀筋をずらして自分だけが斬る。
コレが基本形なんだと。
更に言ってる意味が判らなくなったと思うから具体的に言うと
相手の縦斬り(剣道の面打ち)に対して自分も縦斬りで返して相手の刀をズラす。「払う」「さばく」のともチョット違う「ズラす」んだそうだ。
実戦の剣で一番怖い強いのは刀の重さを利用した縦斬りで、コレが一番スピードが速く威力も高い。だからまず縦斬りは縦斬りで対抗するんだと。
あとはやっぱり手首を狙う技が多かったように思う。
特に柳生新陰流は小手打ちがメインだと聞いた事がある。 さて、前述した「足利義輝30人斬り」というのはどの程度信用出来る話なのだろう?
当時の記録によると襲撃側の三好軍のこの時の戦死者が200人程度、襲われた将軍側の人数が将軍の母や妻その女中も含めて60人程度だったらしい。
母や妻や女中も男の側近同様の活躍をしたとしても1人で3人以上を倒している計算になる。女を含めなければ1人4人平均だ。
足利義輝が剣豪将軍と呼ばれていた事、名刀を集めるのが趣味だった事を考えて将軍1人で30人というのは案外リアリティのある話カモ知れない。
とは言えコレは軍記モノ。実際に当時の記述はどうだったのだろう?
既に日本に来ていたルイスフロイスの記録には「将軍は薙刀を持って奮戦、敵兵はコレを大変恐れた。槍で脚を掬われて倒れたトコロを討ち取られた」的な内容になっている。
何やらコレが件の軍記モノの元ネタのように感じられるが、外国人宣教師ルイスフロイスの記述を当時の日本人が見れるハズもなく、そもそもフロイスはコレを現場で見たワケではない。
おそらくコレの原型になる書がドコかにあったハズなのだが、現在は不明。
当時の史料として現代で最も信用度が高いとされる山科言継の日記「言継卿記」では「生害」とあるだけで戦って死んだ事しか判らず、実際に討ち取られたのか、途中で諦めて自害したのかも不明。
ただ自害したなら自害と書くかな?とは思う。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています