福岡県田川市の自宅で1歳4カ月の三男にエアソフトガンを撃ってけがをさせたうえ、低栄養状態のまま放置して死なせたとして傷害と保護責任者遺棄致死の罪に問われた父親の常慶雅則(まさのり)被告(27)に対し、福岡地裁(冨田敦史裁判長)は9日、求刑通り懲役16年の実刑判決を言い渡した。

藍受刑者への判決によると、唯雅ちゃんは19年11月以降に手足や肋骨(ろっこつ)など31カ所を骨折。エアガンで撃たれた傷も71カ所あった。肺感染症を発症し、同年12月1日に急性呼吸不全で死亡した。

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