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国会の欠席を続けるNHK党のガーシー参院議員の処分を検討する懲罰委員会の理事懇談会が9日行われ、10日に懲罰委員会を開催することを決めた。

【画像】ガーシー議員の国会出席を求めた「招状」がコチラ

ドバイに滞在し、去年7月の初当選以降一度も登院していないガーシー氏は、国会出席を求める文書「招状」が出ていたが8日の本会議も欠席したため、尾辻参院議長は懲罰委員会に付託。

9日、参院懲罰委員会の理事懇談会が行われ、懲罰委員会を10日に開催することを決定した。

懲罰には、除名、登院停止、陳謝、戒告の4種類があり、懲罰委員会で処分内容を検討する。

懲罰委員会の鈴木宗男委員長は記者団に対し、国会の欠席を続けるガーシー氏について「私のもとに『甘やかし過ぎではないか』などの厳しい声が届いている。擁護する声は一つもない」と述べた上で、海外に滞在するガーシー氏にオンライン形式で弁明の機会を与えるかについては、「どの委員会もやっていない。国会のルールなのでオンラインでの話は認めない」と否定した。

ガーシー氏は8日、議長に対し「日本に帰ってくると、不当な罪を着せられる恐れがある」などと欠席の理由を記した文書を立花党首を通じて提出している。