回避性人格障害の患者は自分の欠点にばかり注目しており、「自分が排除されることは決してない」と思えたときだけにしか人間関係をもとうとしない。喪失や排除の体験は過去の経験により彼らにとってあまりにも辛すぎるため、人と繋がるようなリスクを冒すよりは、むしろ孤独を選ぼうとするのである。

非難や排除に対する過敏さ

自らすすんで社会的孤立を選んでいる

親密な人間関係を熱望していながら、その一方で、社会的な場面においてはあまりにも引っ込み思案である

他者との交流を避けようとする

自分なんかふさわしくないという感覚

自尊感情の低さ

他者への不信

極度の引っ込み思案、臆病

親密さを求められる場面でも情緒的な距離を置いてしまう

非常に自己意識的(=いわゆる自意識過剰)

自分の対人関係の問題について自分を責めている

職能上に問題を生じている

孤独なる自己認識

自分は人より劣っていると感じている

長期にわたる物質依存/乱用[5]

特定の思い込み(fixed fantasies)に囚われる。