ことし5月のG7広島サミットに向けて、要人の警護訓練が広島市で行われ、警護員たちは、銃で襲撃される事態への対応も確認しました。

広島サミットで要人の警護を担当する「広島県警察サミット警護員」、およそ100人が参加した訓練では、刃物による襲撃のほか、聴衆の1人が会場に到着した要人に向けて発砲するという想定でも行われました。

警護員が銃撃犯を地面に押さえ込むと、別の警護員たちが、すぐさま要人を車に乗せて緊急走行で現場から離れました。

警察庁は、安倍元総理大臣が銃撃され死亡した事件を受けて、警護の基本事項などを定めた「警護要則」を刷新していて、30日の訓練は、この新たな要則に基づいて行われたということです。

訓練に参加したサミット警護員の池岡晴樹警視は「不測の事態が発生する可能性があると想定し、要人を守る最後のとりでだという自覚を持って、広島サミットでの任務を完遂したい」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230130/k10013965081000.html