過去6カ月近く、ウクライナ軍はロシア軍と対峙(たいじ)し、バフムート内の領土で一進一退の攻防を繰り広げている。分離主義勢力が制圧するドネツクとルハンスクの間に位置する同市は激しい砲撃に遭い、ほぼ破壊し尽くされた状態にある。

西側の情報機関の高官は先週、バフムートについて、インフラの破壊により軍事的な魅力は低下したと述べていた。

春にかけて激しい戦闘が見込まれる現在、戦術面での好機が訪れていると米国並びに西側諸国の当局者らは指摘する。この数週間で彼らはウクライナ軍への説得を開始。同軍にとって戦略的重要性が低いとするバフムートでの損失を断ち切り、南部での攻勢計画の策定に注力するよう促した。
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