香港租借権99年←なぜ99年にしたのか…
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中国だと百は完璧を意味するそうだ。完璧な租借とはつまり割譲だから李鴻章の権限ではそれはできない。
完璧に一足りないのは即ち永遠を意味する。これまた上手くしたもので永遠と九十九はあちらの発音では同じ「ジゥウジウ」というそうだ。
即ち口頭で言う限りにおいては「ジゥウジウ租借」であり、それは「永遠租借」とも「九十九年租借」ともどっちにも取れる。
そして当時の清王朝は政権崩壊寸前で、まさか九十九年後まで王朝が存在するなんて誰も思ってないから詭弁でも屁理屈でも言い逃れにはなるという。
のが浅田次郎筆「蒼穹の昴」での説明。 補足すると蒼穹の昴での李鴻章はちゃっかり「九十九年咀嚼」を意識してて、まあ清王朝そのものはなくなってるだろうけどいつか必ずその後継国家が英国の経済基盤を得た状態で返還されることを見越していた、という話になってる。
もしこの解釈が本当なら大したものだと思った。 マジレスすると契約書が2桁までしか書けなかったそうだ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています