マルチ商法であることを隠して勧誘し、契約を結ばせた罪などに問われている男の裁判が始まり、男は、起訴内容を認めました。

 伐渡アーマッド裕樹被告(36)は、オンラインカジノで広告収入を得るための商材を扱う、マルチ商法業者「ERA」の代表として、一昨年、被害者に対し、多額の金が必要なことを隠して契約を結ばせた、特定商取引法違反の罪などに問われています。

 11日の初公判で伐渡被告は、「間違いありません」と起訴内容を認めましたが、その後の被告人質問では、「騙そうとしたわけではなかった」などと説明しました。

 一方、検察側は、反省の態度がみられないなどとして、懲役2年・罰金300万円を求刑し結審しました。

 判決は、今月20日に言い渡される予定です。

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