羅生門「仕事クビになった男がババアから着物剥ぎ取って逃げました」←これが名作扱いされてる謎
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キッズの頃鬼退治の民話かと思って借りてがっかりした 人間の嫌な感情を短編に落とし込んで皮肉に纏めるのが上手くて軽妙なんだよな
羅生門のテーマは悪がどこにあるか、自分の行いがどこまで許されると考えるべきか
貧困から餓死を覚悟していた男は、死体剥ぎの婆と出会って彼女を糾弾して、彼女の自己正当論を聞いて納得する
それに感化された男は盗賊として生きることを決めて、婆の身包み剥がして逃げていく 他の短編も人間の嫌な感情を皮肉に纏めたのが多いよね
「鼻」とかもそう
これは鼻が大きいコンプレックスを解消した和尚に対して、周囲がそれを認めずにちょっとだけ嫌な反応を取るようになって、気に病んだ和尚が追い詰められていく話 地球人が植民星を求めてやってきて、現地の宇宙人が「それは良くないことなのでは?」って疑問をぶつけてきて、「うるせー雑魚」って対応したら、「ほーんなら我々もそうしよう」って高度な文明兵器を取り出すやつ
この星新一のショートって羅生門のパクりだよな 梶井基次郎の檸檬も何であんなに有名なのか分からなかった
夏目漱石のこゝろは面白かった ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています