母親が無理って言ったけど俺は泣きながら食べたいとオネダリした
家は片親で貧乏だった、蟹鍋なんて出来る訳もなかったのだ
そして数か月後の俺の誕生日の日、母親はその時の事を覚えていたのか蟹雑炊を出してくれた
蟹雑炊の素でも買って作ってくれたのだろうな
俺は蟹鍋ではなかったけどその蟹雑炊のおいしさにピョンピョンしながらおいしいおいしい!とはしゃいでいた
大人になった今でもあの時の蟹雑炊の味は忘れないみたいなお話を思いついたんですがSSに使えないでしょうか