自分は選ばれた人間だから、崇高な目的のための犠牲は許される
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
多かれ少なかれその思想を人は持っていてな。それが通るか通らないかはわりと運次第と 俺はそのとき勤務時間が不規則な仕事をしててな、深夜にそのときの出勤してた
そんでそんで毎日出勤前に缶コーヒーとオニギリ1つ買う習慣だったわけよ そんでその日もガラガラのはずの深夜のコンビニの駐車場に車停めたわけさ。同時にバスが2台くらい俺の隣にバックしてきて駐車場に停めた
勘がいいやつならそこで危険察知して早足でコンビニに向かいさっさとオニギリと缶コーヒー買うか、もしくは諦めて他のコンビニに行くかしたはず
でも俺は当時は若かったからバカだった。モタモタしてたのさ んで、ツナマヨとミルク強めのホットコーヒーもモタモタ選んでたら。ギョッとした
深夜のコンビニなのにレジに20人くらい並んでた。もう商品はカゴに入れてしまってる。遅刻確定だなあと思いつつ俺は仕方ないから列の最後尾に並んだわけさ
仕事に少しは遅れるだろうけど、多分タイムカード上は間に合う。そう思ってまだそのときは楽観的だったのさ 見ると行列はみんな中年の男女でな、みんなおしゃべりしてて知り合い同士かな?と思った。深夜の社員旅行て珍しい気もしたが、多分その人たちは職場つながりの集団だなあっては思った
誰かがみんなのぶんまとめ買いするほど親密でもなく、かといってツアーみたいに周りと距離感あるわけでもないみたいな そしたら列に並んでたおばちゃんの一人が俺を見て言ったわけさ
「お兄さん急ぎ?ウチら急ぎじゃないから先に会計しちゃいなよ」
って言ってきた 俺はありがたいって思ったわけさ。お礼を言って列の最前列に並ぼうとした
つまりそのときの俺は、運悪く旅行客の集団にかち合った仕事に遅れそうな者と自分を認識してたわけだ
だからそのおばちゃんの申し出を受け入れてしまったとです んで、列を抜かそうとしたら
なんか偏屈そうなおっさんが命令口調で俺にビシッと言ってきた
おっさん「君!何を順番抜かしてるんだ?ちゃんと並びなさい!」
そう言ってきた。俺にとって見れば「抜け」「抜くな」という相反する指示が同時に来たことになる。もちろんフリーズした そっからはグダグダだった
おばちゃん「あー○○さん。私が前に行きなって言ったの」
おっさん「だから?」
おばちゃん「いや、だからね」
おっさん「ルールはルールだろう。君、ちゃんと列に並び直しなさい!」
みたいな口論になり始めた >>14今とちがってそんときは俺いないと仕事始められん状況だったんよ。若いころな 仕方ないから俺はコンビニのレジの人に断って、商品を棚に戻そうとした。口論始まってこのあと何が起こるかもわからん。商品返して出たほうが良いと判断した
そしたらコンビニの人はなんか察したみたいで
「すみませんでした。カゴごとお預かりします。またよろしくお願いします」
言ってきた
そして俺は缶コーヒーとオニギリにありつけずにそのまま出勤したわけさ この出来事で誰が頭おかしいか?って話な。スレタイにあたる人物はだれか お前らは俺のこと同じVIP民として仲間意識があるだろうから、話を聞く限りは俺をアタオカとは思わなかったはず コンビニ店員でもないのに、前のに並んだ客同士が決めたことにイチャモンつけてきた偉そうなおっさんが一番頭おかしい
お前らはそう思ったろ? だからゾッとする話でさ
自分が選ばれた人間と勘違いして、自分の行動を崇高なものと勘違いしてしまったときさ
いろいろやらかしてこなかったか、やらかさないか?みたいな話 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています