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2023/01/06(金) 19:19:25.108ID:1SvxLv8D0福岡市西区の自宅で2021年6月、両親の首を絞めて業務用冷蔵庫内に放置したなどとして、殺人と死体遺棄罪に問われた無職、松本淳二被告(60)に対し、福岡地裁の裁判員裁判(鈴嶋晋一裁判長)は6日、懲役30年(求刑・無期懲役)の判決を言い渡した。公判で示された証拠などによると、松本被告は大学中退後、無職のまま引きこもりがちな生活を、ほぼ30年以上続けていた。
起訴状によると、21年6月20日、自宅で父博和さん(当時88歳)の首を電気ポットのコードで絞めて殺害。遺体を業務用冷蔵庫に入れて遺棄し、母満喜枝さん(同87歳)の首もコードで絞め、冷蔵庫に押し込んで扉を閉めて窒息死させたとされる。
公判で検察側は、アニメのDVDや漫画を楽しむ時間を大切にしていた松本被告が、博和さんにトイレの介助のため何度も呼ばれて激高したと指摘。介助を頼まれたのは事件当日が初めてで「精神的に疲弊しきった『介護疲れ』の事案とは全く異なり、動機は極めて身勝手だ」と批判した。
その後、様子を目撃した満喜枝さんも口封じで首を絞め、2人を自宅の酒屋にあった業務用冷蔵庫に運び入れたと主張した。
松本被告は起訴内容を認めており、弁護側は「計画性や強固な殺意までは認められない」として「懲役23年程度が相当だ」と反論。被告に孤独を好むような障害があると、面会した精神科医が分析した点も考慮すべきだと訴えていた。