0001以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
2023/01/02(月) 11:20:55.853ID:kDOXhRYVa「だ埼玉」「東京に近いだけ」――。都道府県の魅力度ランキングで下位が定着している埼玉県は、そんなふうに 揶揄やゆ される。けれど実は、豊かな作品や芸術家を育んだ土地なのだ。１００年前に起きた関東大震災を機に埼玉に移り住んだ「浦和画家」に始まり、小説や音楽などの著名作品の中には、埼玉ゆかりのものが少なくない。今年は“意外とアート”な埼玉の魅力に気づいてほしい。
さいたま市南区の別所沼公園のあたりにはかつて、大勢の画家が住んでいた。１９２３年に起きた関東大震災で被災し、東京から埼玉に居を移した芸術家たちだ。彼らは「浦和画家」と呼ばれ、当時の浦和の街並みや風景を絵で残した。彼らの作品は県立近代美術館やさいたま市のうらわ美術館に多く収蔵されている。
浦和が「画家のまち」であったのに対し、大宮は「文学のまち」だった。大宮公園には昭和初期頃まで、料亭や温泉旅館が集まり、正岡子規や夏目漱石らが東京から訪れた。文豪はこの地の自然に癒やされながら、それを作品の題材に取り入れた。森鴎外の「青年」や永井荷風の「野心」では作品の舞台に描かれている。
今や卒業ソングの定番とされる「旅立ちの日に」は、秩父市の影森中学校で生まれた。９１年に当時の校長と音楽教諭が作った楽曲で、音楽雑誌に取り上げられたり、ＣＭソングに使われたりして、全国的に歌われるようになった。
映画では、深谷市出身の入江悠監督が有名だ。出世作「ＳＲサイタマノラッパー」では県北の「フクヤ市」に住む青年が世界を目指す。東京からのアクセスが良く、豊かな自然も残る埼玉は映画やドラマのロケ地に選ばれることも多い。埼玉を自虐的に描いた「翔んで埼玉」（２０１９年）のヒットも記憶に新しい。今年は続編の公開も予定されている。
https://www.yomiuri.co.jp/local/saitama/feature/CO062244/20221231-OYTAT50038/
