アーノルト・ラッチュバムはハンガリー出身の帝政ドイツの軍事技術者・大量殺人犯。

**以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします** · 2022/12/25(日) 11:17:29.095

1867年にブダペスト近郊の農村に生まれ、幼少のころに一家離散。
時計職人の養子となり1879年にドイツに移住。客が修理に出した銃火器を取り扱ううちに
速射砲の閉鎖機構の新案特許を取得し、クルップ社の関連企業の嘱託技術者となる。

**以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします** · 2022/12/25(日) 11:18:10.151

1891～96年にはクルップ社青島支店に派遣され、日本軍に納入された火器のサポートのため
複数回日本に渡った記録も残っている。
1909年には高密度の小口径砲身から大口径弾頭を射出する事で砲弾により高い初速を得られる技術を開発。

**以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします** · 2022/12/25(日) 11:18:22.985

当初は砲弾に大口径の炸裂効果のみが期待されていたためほとんど顧みられなかったが
戦車の登場で戦況が大きく変わり、小型の歩兵砲で効果的な対戦車攻撃を行えるこの技術は
クルップ・シーメンス・ラインメタル各社が注目しドイツ陸軍に即刻採用された。
戦車砲を「ラッチュ・バム」と呼ぶのはこれに起因する。

**以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします** · 2022/12/25(日) 11:18:56.144

一方で恵まれない前半生もあって異常なまでの漁色家だったラッチュバムは戦中の混乱期に
男女問わず買春行為に明け暮れた挙句に様々な猟奇行為を繰り返し、
1922年に男性売春夫への殺人未遂で逮捕される。
余罪追及で8人以上の男女への惨殺行為が発覚し死刑が確定。
1924年にエルフルトでギロチンで処刑された。

**以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします** · 2022/12/25(日) 11:19:07.388

「兇悪ー怨鬼怒密六呪経ー」で描かれたのは、当時公開されたラッチュバムのさらし首の模写である。
（輸入絵葉書「エルフルト経済会館前にずらり並んだ死刑囚の生首」「惨！敗国独逸の陰惨たる猟奇の果」）