化学系から建築系の材料メーカー(研究)に行って思ったこと
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「建築系材料って法律やルールでガチガチに凝り固まってるから正直夢ねえな」
化学系工場巡回したりするけど酢酸の匂いマジで苦手 当方元々工学部有機化学系と微生物系の専門、
無機化学系の材料会社で3年働いて、材料メーカーで検討したところ
建築材料系のメーカーに転職が決まったので、そこで働いて二年目の出来事 元々工学の化学専攻(後に理学の化学からも学ぶ)だったから、工学の化学ってダメもとで良い結果が出れば良いね、ってメンタルでやってくのよ。だから気持ちも晴れ晴れしてる
それに対して建築系の組織って発想が逆で、できて当たり前、できないのはなにか原因があるはずだってダメなこと潰しをするのよ。だから気持ちが鬱々してくる もちろん材料系の仕事をしてる組織だから同じ化学系の人もいるけど少数、圧倒的に建築系を専攻してる人たちが多いのだけど、彼らはそんな感じだな。
あと新しい材料を作るために既存の製品の組成とかを文献調べて実験して調べようとしたのだけど「(業界的に)そこの素材を調べたり規定したりするのは(定例的に値段的に)よしてくれ」と言われたこともある。 要はわたしはあわなささそうだなと思うわけだけど、建築系の人たちがそのモチベーション保さまははっきり言って尊敬する。
わたしはそんなしらみつぶしなようなことはできないから、しらみつぶしよりも自分がいて良かったと思われるしごとしたいからさ。もちろん会社にもよるのだと思うけど。 >>3
どういう位置でやってくかにもよるだろうけどね、会社のお荷物としてやってくなら決まりにしたがってやってくのも良いと思う。
わたしは根本の考え方がルールを破壊してく側だからあわないなってだけかな? 建材って開発するもんあるの?屋根のパネルとか塗料? >>10
いくらでもある。
塗料(顔料)もそうだしセメントの材料なんかもそう。
パネルとかは鉄とかステンとか金属オンリーな可能性は高いけど
それに色塗ったりするための有機溶剤とか高分子化合物とか使うからね。 建築系材料メーカーって積水化学みたいなとこ?
化学のことわからんけど住宅展示場へ行くと建材の進歩ってすごいと思うわ >>12
積水化学は化学会社だから、確かに建築材料も作ってるかもしれないけど、それメインではないんじゃないかな?知らんけど。
もっともっと小さいメーカーですわ。 あと化学会社と違って面白いなと思ったのは、意外と役所や公的機関との繋がりが濃いとことか、あとは作られたルールにおける数値が過去のテキトーに決めた値だったりすること。
わたしはルール破り屋だからこれまでできたルールの理由を聞こうとしたら「前々からこういうものだと決まってた、今までもokだったし変えるつもりはない」とか言われた。「おお、ずいぶん宗教がかっとんな」と思った、言わなかったけど。 化学会社はそれこそ基本ルール無しの上で何か作ってくのだけど、
たぶん建築系は化学会社の作る化学材料と違って、物が建ってそこで人が暮らしたりすることが前提とされてるから、その暮らす上でトラブルがあったときに公的機関の国がお墨付きを与える必要があるんだろうなと思った、だから「できて当たり前」な思想があるし役所との繋がりも強いのだろう。 >>16
楽しいよ料理してる感覚になる。
あれとこれ混ぜたら美味しそうな色に変わったり、触媒変えたりしたら生成物の収率が上がったりするから。
例えば化学分子のRとかLとか、考え方としてどういう風に立体位置になって、どういう風に物が結合してくのかなとかを考えることも"考え方のひとつとして"面白いと思う、もちろん人によるだろうけどね。 >>18
なつかしいな。
そういう考え方が自分で実験しておかしな結果が出たときに原因のひとつとして考えていけるな。
学問の世界でなかなか"それがどう活きるか"まで教えてくれる人は多くないな。本来はそれを実感するために実験するわけだけど。 朝っぱらから誰も聞いてないのに自分語り連投してるやつってこわい >>21
すまんな。
昔からの癖である程度短期間のうちに書かないとdat落ちすると思い込んでるんだ。 転職して社風や業界の雰囲気が合わなかったパターンか
俺もいつかは転職するかもしれないけど
今の会社って緩いところがあってそこに甘えてる自分もいるからよそでやっていける自信がない >>21
自分語りがーってスレ立てた本人に言うのはどうかと思うぞ
知っている言葉を闇雲に使えばいいってもんじゃない >>22
通常ルールに疑問を持たずルールに従って外れないことがひとつの"頭が良い"基準となる。だからわたしみたいなそもそものルールを破壊するような者は、ルールに疑問を持たずにルールに従うことを是とする人にとってみれば"とてつもなく頭が悪い"よ。 >>24
甘えたところに安住するもよし、厳しい世界に変わって地獄を味わうもよし、選択は人それぞれによって違うかな。
ただ他の業界のことを知れると元々あった自分の業界における常識の対比ができるから、複数の価値観が持てる意味では自分にとって利益があると言えば利益がある。 なんだかんだ言って建築業界にある常識的視点でなく化学業界にある常識的視点で物事を見る癖が既についてるから、時々「そんなん建築業界にとっては至極当然なこと…」を疑問として持てるというか持ってしまうものなんよ。
例えば何かの実験結果が出て、その結果が業界ルールと外れたことに対して上司に報告して理由を問うと、「そういうルールで決まっとる、今までそれで問題なかった」というお決まりのフレーズが返ってくることが多い。 そのルールを決めた元々の上司に聞いてもそんなんだから、「これが建築業界の普通なんかな?」と思うようになった。
勿論実験結果から数値を決めてるケースもあると思うけどね。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています