検事「君はあのハゲに無理やり連れ去られたんだね?」 メスガキ「ザコハゲはそんなんじゃ!」
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〜拘束10日目〜
検事「そろそろ口を割ったらどうだい?あんな男を庇ってもいい事ないよ?」
メスガキ「自分の意思だ!!ザコハゲは悪くない!!!」(地面をドンと叩く)
〜拘束30日目〜
メスガキ「……」(焦点の合ってない瞳で天井を見つめる)
検事「君が認めない限り君はずっとここにいる事になる、それでもいいのかい?」
メスガキ「……っ」
検事「第一あの男も今拘留されているんだ、早く罪を償ってもらって二人で一緒の生活に戻りたいんじゃないのかい?君がそれを邪魔してるんだよ?」(メスガキの髪の毛に触れる)
メスガキ「…ザコハゲに連れ去られました」
検事「よしよく言った、君はあの男を守ったんだ、誇ってもいい」(肩トンッ)
〜裁判所〜
容疑者ぼく「…にゅ🥺」(置いてある水を飲む)
隣にいた弁護士「…ぁ…それ私の…」
裁判官「──それでは被害者の女の子来てください!!!!」 メスガキ「……」(テクテクと歩いてく)
容疑者ぼく「…にゅ!🥺」
検事「よし、貴方はあそこにいる男に連れ去られた、間違いないですね??」
メスガキ「わ…わたしは…あそこのザコハゲに………っ……」
検事「…もう少しだ、これであの男を守れるんだよ(小声)」
容疑者ぼく「…🥺」(ジッと見つめる)
メスガキ「…ザコ…ハゲ…」(久々に見たザコハゲが傷だらけである事に気付く)
容疑者ぼく「…にゅ😌」(優しく微笑みながらコクッと頷く)
メスガキ「──あたしはそこのザコハゲの事が大好きだ!!!あたしらの邪魔をするならこの国の法律だろうと知ったこっちゃないんだから!!!!」(中指を立てる)
検事「こ、このメスガキ!ふ、ふざけんなっ!」(掴みかかる)
ぼく「にゅー!!!!!!!!!!😡」(思いっきり左拳で検事の顔面を吹っ飛ばす)
裁判官「大胆な告白は女の子の特権だなぁ、判決は無罪!!!!」 ____ r っ ________ _ __
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女性弁護士「お疲れ様でした!」(100均で買ったクラッカーパンッ!)
ぼく「にゅ!🙄」(ビックリ)
警戒モードに入る近くにいた警察官「な、なんだ発砲か!!!」(ざわ…ざわ…!)
女性弁護士「…(スッ)」(瞬時に気配を消す)
メスガキ「わぁ久々の外かも、ってか星が綺麗」(空を見上げる)
黒い物体「…(モゾッ)」
メスガキ「え…何あの木に止まってる黒いの…ちょっと動いてる…こっわ」
幼女(黒い物体の正体)「…ふぇぇ…おねえちゃんおにいちゃ〜ん…」(お腹グー)
メスガキ「あっ…幼女…!あんたは大丈夫だったの…!」
幼女「うん…でも毎日ここに来て待ってたから疲れたよ〜、抱っこして!!」(木からピョンッ♪)
メスガキ「…はいはい」(木から落ちてきた幼女をフワッと抱きとめる)
ぼく「にゅ〜🥺」(幼女をメスガキから譲り受けて抱っこしながら帰宅する)
検事「──流石にあれは言い訳できませんよ(パシャッ)」(ササッと出てきて幼女とザコハゲの姿をスマホで撮影する)
女性弁護士「…」(見なかった事にして事務所に帰る)
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