会陰(えいん)とは恥骨とアナルの間のエリアのことだ。そのエリアに1回あたり少なくとも3分間日光を浴びせること、すなわち会陰日光浴により、「一日中太陽の下を散歩する」、あるいは「充電する」「コーヒーを1杯飲む」のと同等のエネルギーが湧き上がると主張するひとたちがいる。ハッシュタグ#perinuemsunningは、10月25日現在、TikTokで290万回の再生回数を達成している。ウェルネス分野のトレンドとして小さくはない。

「単純に、あそこに暖かい太陽の光をあてるとすごく気持ちがいいんです」と語るのはニューヨーク在住のTikTokユーザーで、定期的に会陰日光浴を行うAbushadyだ。「実際に体験してみないと説明できないような感覚です。太陽の光が自分という存在を、下から上へと満たしてくれているような」。Abushadyは、インドでヨガをしながら太陽の下で何時間も過ごすなかで、身体と心が会陰日光浴の喜びを知ったと語る。
https://i.imgur.com/5BekKKL.jpg
https://i.imgur.com/Grd3hvM.jpg
https://www.vice.com/ja/article/5d3y73/why-are-people-sunning-their-arseholes-on-tiktok