【エルデンリング】黄金律最終報告:投稿者: 【同人拓也】
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元々は別の某掲示板で書き終わっていた文章ですが、どうしても書き直したい部分がありそれが気になって勃起が収まらないので、これを機に別の場所でも書いてみようと思い立ちスレッドを立てました。本来ならSS速報VIPで書き直すはずでしたが、掲示板がほとんど死に体だったのでここに投稿することにしました。
このスレはエルデンリングと、無料HPのサービス終了により2013年8月30日閉鎖されたブログにて投稿されていた、KBTITこと拓也氏の怪文書をクロスさせた二次創作スレです。ちなみに、氏の文章は氏自らがフィクションとして扱っていましたので、ジャンルとしては創作物と創作物のクロスになると思います。 本SSを読むにあたっての注意点
・長い(500レス程度)
・セリフ形式と、拓也さん風の地の文の混ぜこぜで最後まで進む
・ノムリッシュ 語録も混入されている
・拓也さん風の地の文を再現するため、所々で文章の接続詞や主語の有無などがおかしくなる
・エルデンリングというゲームは登場キャラが多すぎてセリフや描写が混乱しやすいため、セリフの前にキャラクター名を表記
「ウッス!」←本SSでは採用しない
拓也「ウッス!」←本SSで採用する
拓也の設定
・虐待おばさんをはじめとした、メジャーな部類の拓也さんの怪文書に書かれている内容を真として、本SSの拓也は執筆される
・本SSの拓也は家庭が崩壊して両親が離婚後、母親から虐待を受けつつ育ち、学校ではいじめられ、腐女子のお姉さんに仕込まれたりした経験がある拓也である
・バリ島にも行ったことがあり、女にモテモテな社長とプレイしたこともある。外国人に波乗りの腕前を褒められたことも事実として扱う 黄金律が狂ったあと 投稿者:ビルダー拓也
深夜の仕事でネムネムの顔をこすって三連ケツを乗り切ったオレが、ウリの予定を全部終わらせて家路に着いたところで、マネージャーからの突然の着信。
「拓也?今事務所に金色に光る落ち葉が降ってきています。すぐ来れますか?」
なんて、わけわかんねーことを言われたけど、濃厚な種汁が大腸から喉元まで登ってきてる状態で何十キロも走ったあとみたいなパキギメ意識じゃ、何を聞かれたのかも分かんなかったんだよね。終電も逃したからもうどうでもいいぜって思ってテキトーに返事。
拓也「うっす!すぐ行きまっす!」
こう答えたのがマズかった。体に米粒みたいな光が降りてきて、それがピカっと光ったと思ったら、気付けば一面暗い廃墟で、お坊さん?僧侶?みたいな格好をした、オンナの死体なんかが落ちている。
拓也「う、うおおお!うーっす!!うおおぁっす!」
そんなの見たから拓也の心臓マジ停止!ケツから種汁垂らしながら一目散に部屋を出たら、次の瞬間、もっと意味わかんねー景色が目に飛び込んできた。崖みたいに高い場所にチョーデカいネオンみたいな樹が勃ってるし、他にも崩れた建物とか、城みたいなものまで見えてたんだ。
新宿変わりすぎだろってマジ頭おかしくなりかけた拓也だけど、風が強くて死ぬほど寒いし、とりあえず暖を取れそうなところが欲しかったから、火を求めてそこら辺を歩き回る。
「んぎょあああああああ!!」
拓也「おああああ!!」
そしたらドンキに売ってる虫のオモチャをぐちゃぐちゃに混ぜたみたいなヤツが出てきて、いきなり斬りかかってきたからマジ狂い!ガタイで分析してる場合じゃ無い!恐怖で小便漏らしながら俺は崖から飛び降りた。そしてそのまま硬い水面に全身を叩きつけたから、拓也は意識がぶっ飛び射精。そのままブクブクと沈んで動かなくなった。
で、目が覚めたらくせー息が鼻にかかってきたから、寝ぼけて勃起して「種汁交換の続きだぜ!」ってウリの体勢に入ったけど、くせー息を出してたのは馬か牛か分からない生き物だった。俺の高まりを返してくれよな!
?「トレント、その人は…」
女の子の声が聞こえたから、チンポも激萎え。
紳士的になった拓也は立ち上がって、声のした方を見る。
目の前に立っていたのは、片目にタトゥーを入れたクール系地味女だった。
メリナ「あなたは褪せ人ではない…でも、祝福を受けていた名残りも無い…」
メリナ「まるで、元々祝福なんてされてなかったみたいに…」
いきなりこんなこと言われたせいで、拓也の心がトラウマでマジ狂い!
ふざけんじゃねーよ!こんなオレでも産まれた時は両親に祝福されてたんだぜ!って、グラサン越しに涙目になりながら口を噛んで拳を震わせていると、ウゼー女がいきなり謝ってきた。
メリナ「ごめんなさい…役目を失った苦しみは、わたしにもよく分かる」
メリナ「その格好も、多くのものを奪われてきたからなのね」
ハッとしたオレは自分の格好に気付いた。荒波に出張着が流されて、今は種付き競パンとグラサンが拓也の全てみたいな感じでいる。ウリの仕事のための特別なキメモノもなくなって散々だぜ。
メリナ「ギデオンは嫌悪するだろうけれど、あなたを円卓に連れて行ってあげる」
メリナ「ずっと居ることは出来ないだろうけれど、たとえ一時でも、それがあなたの安らぎになるなら」
そう言って女は手を差し出してきた。手を取るしかねーじゃん!外には化け物がいるしガタイは寒さでブルブル震えてる。競パンにしまい込んでた携帯も動くかどうか分からない。おまけに食い物も無いんだからここにずっといたらマジで命壊れるからな。 しかたないから拓也は女の手を取ると、またピカっとした光。
今度は何だよ?ってガタイを震わせていると、周囲が西洋の昔っぽい部屋に変わってる。丸いテーブルの上には小便が混ざったザーメンみたいなものが浮いてるし、マジ淫乱だな!と感慨に耽っていると、いきなり後ろから首筋を掴まれて床に投げ飛ばされていた。
D「穢れ者め。なぜ祝福が貴様のような下衆者を導いた」
金と銀の鎧を着た騎士に組み伏せられて、床オナみたいな姿勢になった拓也がたまらず射精していると、今度は灰色の鎧を着たヤツが話しかけてくる。
ギデオン「D、不戦を忘れたのかね。いかに亜人とて、祝福に導かれたならこの円卓に入ることもあるだろう」
Dって呼ばれた騎士はオレの顔面に踵落としをキメると、しらけた様子でどこかに行った。
顔面鼻血まみれになって痛みと衝撃で頭がボヤけてるところに、今度は灰色の鎧のおっさんがロードオブザリングに出てくるアングマールの魔王みてーな頭を向けてくる。
ギデオン「あまり良い状況とは言えないようだが、ここは少なくとも外界よりは安全だ。死ぬことはない」
ギデオン「無論、ただの居候を歓迎するつもりも無いが、傷が治るまで身体を休めるぐらいは許そう」
ギデオン「黄金樹と円卓は、寛大ではあるのだからな。くつろぎたまえよ」
いきなりボコられてくつろげるわけ無いだろって言おうと思ったけど、全身痛いし息は苦しぃし、酸欠でマヂ死にそうだから何も言えない。そんな拓也に、ゴテゴテした鎧を着た兄ちゃんが憐れんだ目線でハンカチをくれたから、オレはその優しさに甘えてハンカチで顔を拭くけど、踏んだり蹴ったりな扱いにその優しさが余計に染みてなんだか泣けてくる。
しばらく円卓の床に寝そべっていると、鼻血が止まった頃にマネージャーからの着信。
こんな状況でも携帯通じるのかよってビクつきながら電話に出ると
「拓也?今、百智卿のギデオン・オーフニールから指名が入っています。すぐ来れますか?」
っていう、聞き慣れた声からの意味不明な内容を聞いて、すぐ行けまっすとも言えない。そしたらマネージャーに冗談ですと言われて携帯にGPS座標が送りつけられた。その座標が指してる部屋まで行くと、さっきの灰色の鎧を着たおっさんとマネージャーが立っていて、おっさんが色々拓也に聞いてくる。
仕方ないからオレは聞かれるままに答えたぜ。その格好はなんなんだとか、この小さいカラクリはなんなんだとか、亜人のくせにどうして喋れるんだとか、なんでお前の身長はこんなに小さいんだとか、最後までオレをバカにした感じで質問してきたけど、オレって紳士的で礼節を知ってるから大人の態度で最後まで答えたよね。 そしたら急に興味を無くして「今日はもう帰っていいよ」みたいな態度を取られてマヂでムカついたけど、鎧を着た騎士と殴り合っても絶対負けるから、オレは胸筋で威嚇しながら、丸いテーブルが置かれてる部屋に退散。
マネージャー「とんでもないことになりましたね、拓也。この円卓が無かったら、今頃どうなっていたことか…」
拓也「そうっスね。でも、ここってなんなんですか?映画の撮影?YouTube?」
マネージャー「ふざけないでください。少し調べて分かったんですが、ここは大祝福と呼ばれている安全地帯らしいです。ここにいる限り、外の世界の化け物から襲われることはないみたいです」
拓也「外の世界とか大祝福とか急に言われてもわかんないっスよ。新宿はどうなったんですか?」
マネージャー「新宿はありません。ここは私たちがいた世界とは別の世界なんですよ。よくネットの広告で都合の良い異世界転生モノが流れてくるでしょう?きっとあれと似たような物です。全く都合はよくありませんけど」
そんなこと言われてもって思ったけど、考えれば考えるほどにオレはそうとしか言えない状況にいることを確信する。ドンキの化け物、東京タワーよりデカい樹、あの変な格好した女。どれも新宿にあるわけないし、ここにはレオも水没紳士も色黒マッチョビルダーの常連もいないからだ。
マネージャー「状況を説明しますから、よく聞いてください」
マネージャーからの説明で分かったことがあるからメモをとった。
・この世界にはエルデンリングっていうルールがあって、そのルールがみんなを祝福してたけど、ある日その祝福が無くなった。
・祝福を無くした人は外の世界に追放されて、追放された先で一生を終えた。
・そしたら今度はエルデンリングが壊れて、この世界の住人の頭がおかしくなった。
・エルデンリングの主導権を巡って戦争が起きて、誰も勝たなかった。
・勝たなかったヤツらはデミゴッドって呼ばれてて、めちゃくちゃな強さを持っている。
・そのデミゴッドからエルデンリングのかけらを奪って、壊れたルールを修復するために、外の世界に追放された人たちが「褪せ人」として戻ってきた。
いやオレと関係ないじゃん!黄金律の祝福とかってヤツをオレは持ってたわけないし、誰かに取られたこともないからな!とんだとばっちりで拓也の頭はマジ狂い!拓也の人生は、オレの心を最後まで、徹底的に最後まで砕くなよな!
マネージャー「こうなったからには仕方がありません、拓也」
マネージャー「とっととエルデンリングを、いや黄金律を修復して、元の世界に帰りましょう」
世界に強力なエルデンリングを返すために、拓也の旅は始まった。
やっぱり競パンゎ拭いた方がいいかな… 円卓の祝福とかいう光に触れてケツに力を入れると、だだっ広い原っぱに出た。
あたりにはゴツゴツした岩とか壊れた教会とか、黄色い葉っぱの森とかが広がってるけど、金色の鎧を着た騎馬隊長って感じの全身凶器人間が目立ちまくってて景色を楽しむどころじゃねー!アイツをどうやってやり過ごそうかとガタイで分析しようとしたところを、ねちょねちょした声に呼び止められる。
?「貴方、テクなしですね」
とか失礼なことをいきなり言われて、なんだよコイツって振り返る。でも目の前に立っていた血まみれの白衣と悪趣味な仮面をつけていたその男に、いかにも系のヤバさを感じとったオレは怒りを鎮めて男の話を聞くことに。
ヴァレー「失礼、私はヴァレーと言います。親切心で言うのですが、武器も技も無く、鍛えた体だけでどうにかなるような、そんな甘いものはここには無いですよ」
ヴァレー「それどころか巫女もいないご様子。残念ですが、今の貴方は惨めに死んでいくでしょう。哀れなことです」
ヴァレー「ですが、その運命から逃れることもできます。向こうに見える、ストームヴィル城に向かいなさい。その城の主、デミゴッドたる接ぎ木のゴドリックを倒すのです」
ヴァレー「そうすれば、円卓の二本指も、貴方との面会を許すでしょう」
そんなこと言われても、どうやって行くのかわかんねーよ。あとあのデカ騎士はどうすんだよ?勝てるわけないじゃんってダルダルの顔でシラケ気味に疑問を投げると、仮面かぶった男は意外と普通に受け答えしてくれた。
ヴァレー「そうですね…勝てないのなら、夜陰に乗じて通り過ぎればよいのでは?身を隠すのによさそうな草木も生えていますし、貴方は背も低いですから、きっと気付かれませんよ」
拓也はここに来てからずっと背が低いって言われてるけど、オレが低いんじゃなくてお前らが高すぎるだけなんだよな。ここに来るまでに人と何回か会ったけど、みんなモデル体型の八頭身じゃん。拓也は日本人の中では恵まれた体格だけど、クリスエヴァンスみたいな世界クラスと比べると微妙に負けてるところもあるから、すぐに言い返せなくて悔しさあまって勃起100倍。競パンがミシミシ言いはじめた。
ヴァレー「や、やめてください。私にそんな眼を向けないでください。私が想うお方は貴きおひとりだけ。貴方の劣情には応えられません」
何か誤解されてるみたいだけどこのチンポは勝手に勃起してるだけだからって言っても、多分オレのことを見下すだけで理解なんて決して絶対にしてくれない。だからオレはプチグレて、話を終わらせて夜が来るまで祝福の前で寝た。 そして夜が来た。行動開始だぜ!
仮面のアイツには「いってらっしゃい、亜人の貴方」って言われたけど、さっきからその亜人ってなんなんだよぉ!亜人っていうのはよほどのイケメンで激エロのモロホスト顔なんだろうけれど、なんか馬鹿にされてるみたいでしっくり来ない。ここじゃイケメンはブサメン扱いなのかな?なんて考えながら乳首をこねくり回しつつ草に隠れて匍匐前進していると、驚くほど簡単に例の騎士の横を素通りできた。やっぱり激エロなオレが乳首こねくり回してると、例え騎士でも見ないのがエチケットって感じでいてくれるんだな。
乳首をいじりながら匍匐前進をしているせいか、また床オナみたいな感じになって、拓也の這って行ったあとにはナメクジみたいな粘り気が残っちゃってたからヤバかった。明るいうちに這っていたら光の反射でオレの移動した跡が光って、見かねた騎士が襲ってきたかもしれないじゃん。
?「おい、待て、止まれ、なんだお前は」
なんてイキながら考えてるとまたオンナの声がする。
今度はなんだよと思って這ったまま顔を上げると、そこには瓦礫に座った青白い魔女がいた。いかにもなトンガリ帽子を被ってて、二つある顔は幼いけど雰囲気は年上のお姉さんって感じで、腕も四本。スゲー!少年ジャンプとかに出てきそうじゃん!魔女までいるとかマジでメルヘンだよな!って思っていると、魔女が話しかけてきた。
ラニ「お前は…お前は何者だ?見たところ褪せ人でも無いようだが…」
平静を装ってるけど、幽体離脱してる方の顔がめちゃくちゃ引き攣ってるなりね。競パン一枚でエロなモロホストが、乳首こねて射精しながら匍匐前進して茂みから出てきたら、アメリカの特殊部隊みたいでかっこいいかもしれないからな。 拓也「うっす!拓也っす!ストームヴィル城ってところの、ゴドリック?ゴドフロア?に用があって来たっす!」
ラニ「た、拓也?そうか、拓也……ではその拓也とやらが、私に何のようだ?」
拓也「用ならさっき言ったじゃないっスか。あ!うっす!うおぉーっす!」
床オナの姿勢で頭を上げたせいか、チンポへの圧力が一層強まって思わず射精する拓也を見て、魔女は四本の腕で自分の眼を隠す。刺激が強すぎたかなぁ?強い刺激を受けてるのは俺の方なんだよね。
ラニ「そ、そうか。ストームヴィル城だったな。ゴドリックに用があるなら何処へなりとも行けば良いだろう」
拓也「いや、イキたいのは山々なんですけど、道中が危なそうなんで、安全なルートとか教えてもらえたら助かりまっす」
ラニ「安全な道など…お前の格好で通っていい道など、この地にはない。なぜそのような醜態を晒して平気でいられるんだ」
拓也「そんなこと言われても、服が無いからしょうがないじゃないですか」
ラニ「服ならそこに寝ている商人から買えばいいだろう…」
拓也「どうやって買うんですか?オレ何も持ってないっすよ」
素寒貧なオレを目の前にして魔女は4本ある手を腰に当ててため息をついている。困らせちゃったかなぁ?と思ったけど、本当に金がないんだからしょうがないんだよね。財布も全部流されたし、そもそもここは千円札とか使えないと思うんだよね。ATMとか無いのかな?携帯が通じるんだからATMも普通はあるよな?
ラニ「…ほら、ルーンだ、受け取れ。この地ではルーンこそが価値となり、力となり、命となる。大切に使うことだ」
見かねた魔女が、輝く小さなコックリングを差し出してきた。
ラニ「待て、来るな。そのままでいろ、投げるから」
でも拓也が立ちあがろうとした時に慌てた様子で制止してきた。渡したいのか渡したくないのか、どっちなんだよ?確かに今は全身ザーメンまみれだけど、合ドラと開発が進みすぎた人間高級住宅地状態に墜ちちゃってるんだからしょうがないじゃんって、モヤモヤの顔でしらけ気味。 結局、投げ渡されたリングを受け取って、魔女が指差した商人に話しかけに行く。商人は寝息を立ててるけど、拓也が近づいた時に足がピクっと動いたから多分起きてるぜ。オレは商人の目の前にリングを置いてから、商人の横で寝てる馬の荷物をまさぐって商品を確認する。
馬「弧゜ッ!」
馬の身体がビクッと一瞬震えたけど、すぐに落ち着いた。
商人を起こさなくてよかったとチンポを撫で下ろしながら、拓也は次々に商品を試着していく。この鎖帷子はチョー重くて動きにくいな、この矢だけを持ってても意味ないな、この黄色い薬は多分軟膏だからケツの穴に塗った方がいいな、とガタイで分析。
結局選んだのは、遠眼鏡と壺?の二種類だった。競パンがキツキツだぜ。
競パンをパンパンにしてハミ毛を直していると、魔女が近づいてきた。
ラニ「…服を買ってないじゃないか…」
拓也「着る物が鎧しかなかったんですから、無理言わないでくださいよ。素肌の上に鎖帷子なんて着たら、転んだだけで全身血まみれじゃないですか」
裸で鎧は着れないよって正論を言ったのに、何故か呆れられたみたいで、魔女はまたため息ついてくるし拓也の心はチンポと同時に萎えまくり。ここに来てからずっと落ち込むことばかりが続いている気がするけど、早く慣れなくちゃダメだよな。
ラニ「待て……少し聞きたいことがあるのだが、構わないか?」
拓也「ウッス!良いですよ」
ラニ「一眼見て気になったのだが、お前は祝福を元から持っていないのではないか?黄金律の祝福無く生まれ、祝福無き地で育った。そうだろう?」
拓也「ウッス!オレのいた世界に黄金律とか祝福とかは無いっすよ」
ラニ「そうか…黄金律の光が元から無い世界から来たのだな…」
ラニ「ならば拓也、そうだな……黄金律無き世界に生きる者は、皆お前のような者なのか?お前の世界に、月はあるか?」
拓也「そうっすね。金持ちとか貧乏人とか、ホモとかノンケの違いはありますけど、大体みんな俺よりちょいブサですね。月もありますよ。ここは変な化け物とかいて、マジでビックリっすね」
ラニ「そうか」
色々聞かれてもオレはここの事なんて殆ど知らない。だからなんとなくで答えちゃったけど、そしたら魔女がガックリ肩を落としてスゲー落ち込んじゃったから、流石の拓也も気の毒に思えてきた。確かにファンタジー作品とかにも、でっかい刀とか死神とか無いと面白くないからな。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています