韓国の話題に過剰反応する謎の勢力

ちなみに一部では、《釘宮さんが韓流好きなのは今さらな話》といった冷静な声も。釘宮のBTSツイートを叩く“自称ファン”が、本当にファンなのかは微妙なところなのかもしれない。

しかしアニメや声優ファンの中には、韓国の話題などを異様に毛嫌いする「嫌韓」と呼ばれる人種が、一定数存在する。

たとえば昨年11月には、『五等分の花嫁』で中野三玖を演じた声優・伊藤美来が、「辛ラーメン」が好きなことを公言して批判の的に。写真集宣伝用のオフショット動画で、「辛ラーメン」について語っただけなのだが、《みっく…嘘だよな…?》などとオタクたちをざわつかせていた。

ただでさえ声優界隈で韓国関連の話題は荒れやすいようだが、世代的に釘宮ファンは輪をかけて「嫌韓」が多いのではないか…との指摘も。

そもそも「嫌韓」という言葉が広く知られたのは、2005年に発売された『マンガ 嫌韓流』という作品がきっかけだと言われているが、ちょうど釘宮が『灼眼のシャナ』のシャナなどを演じて、人気声優への道を駆け上がっていた時期。そのためこの時期にオタクだった世代は、そうした傾向が強いのではないかと推測されている。

好きなものを公言しただけで、ここまで叩かれてしまうのはかわいそうなかぎり。一部の声が大きな人たちに負けず、自由に「好き」を発信してもらいたい。
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