英年金基金の債務主導投資(LDI)に関連したデリバティブ評価損は、最大で1500億ポンド(約25兆円)に上る可能性があると、JPモルガン・チェースのアナリストらが試算した。
英年金基金はマージンコールに対応するため資産売却を進めており、各市場に影響が広がっている。

  ニコラオス・パニギリツオグル氏らJPモルガンのアナリストは13日付のリポートで、LDI関連の評価損は8月初め以降の累計で1250億-1500億ポンドに及ぶ可能性があるとの見方を示した。
この試算は、英年金保護基金(PPF)による年金基金の持ち高に関するデータを基にしたという。

英年金基金のデリバティブ評価損、最大25兆円-JPモルガン試算
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-10-13/RJP6AUT1UM0W01