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斉藤「へえ、後藤さんギター弾けるんだ〜」ぼっち「あっ…あっ……」
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2022/10/13(木) 07:37:12.924ID:XQZ34NMcd
ぼっち(この人はたしか、山梨の高校から転校してきた斉藤さん……)

斉藤「バンドもやってるんだって?」

ぼっち「あっ…はい…一応…(なんでそんなこと知ってるんだろう)」

斉藤「へえ、すごいなぁ」

ぼっち「あっ…あっ…そ、それほど…でも…(なんで私に話しかけるんだろう)」
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2022/10/13(木) 07:37:44.977ID:wUV5XSnK0
ジェッタシィ...
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2022/10/13(木) 07:39:33.820ID:b48gDmW70
もうこれ以上先へは進めない
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2022/10/13(木) 07:40:06.134ID:WVyymReM0
ぼっちちゃんはこんな流暢に話せない
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2022/10/13(木) 07:46:35.739ID:XQZ34NMcd
斉藤「ギター初めてどのくらいなの?」

ぼっち「あっ…え、えと…ち、中1…から…(なんでこの人質問責めしてくるの)」

斉藤「ギターって難しいんだよね?Fコードとかあるんでしょ?」

ぼっち「あっ…は、はい…そ、そう…ですね(ギター弾かないのにそんなこと聞いてどうしたいの)」

斉藤「中学では軽音部とかやってたの?」

ぼっち「あっ…あっ…い、いえ…中g…では…(この人さっきから表面的な質問しかして来ないな)」
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2022/10/13(木) 07:57:45.577ID:XQZ34NMcd
斉藤「実は私、前の高校ではキャンプやっててね」

ぼっち「あっ…そ、そう…な…ですか(なんか自分のこと語り出した)」

斉藤「前の高校にすごくキャンプ好きなんだけど、ソロキャンしかしない子がいてね。なんか後藤さん、その子に重なるなぁって思っちゃって」

ぼっち「あっ…あっ…(いや、この人のことすらよく知らないのに、前の高校の友達とかどうでもいいよ)」

斉藤「その子、志摩リンって言うんだけどね。ゆるキャラみたいな名前でしょ?」

ぼっち「あっ…は、はは…」

ぼっち(……話を総合すると、こいつは前の高校ではその志摩とかいう陰キャを話し相手にしていたけど、転校してマウント取れる相手がいなくなった。そこで私が目を付けられた、と)

ぼっち(私、やばいじゃん!!)

斉藤「ねえ、今度演奏聞かせてよ」

ぼっち「あっ…あっ…あっ…い、いい…すよ(やだ!怖い!助けて!!)」
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2022/10/13(木) 08:07:46.764ID:XQZ34NMcd
喜多「ひとりちゃん!練習行くわよ!」

ぼっち「!」

斉藤「!」

喜多「あら、ひとりちゃんのお友達?」

斉藤「転校してきた斉藤恵那です。よろしくお願いします」

喜多「ひとりちゃんとバンド組んでる喜多よ。よろしくね!」

喜多「それよりひとりちゃん!早く行かないと練習遅れちゃうわ!」

ぼっち「あっ…はい…そうですね」

斉藤「…………」

ぼっち「あっ…」

ぼっち「斉藤さんも…練習…見に来ますか?」

斉藤「うーん…今日は遠慮しとくよ。急いでるみたいだし、邪魔しちゃ悪いからね」

ぼっち「そ、そうですか」

喜多「ほら、ひとりちゃん!早く行くわよ!」

ぼっち「あっ…はい…」

斉藤「…………」
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2022/10/13(木) 08:07:52.142ID:Hoc6rHuid
続けて
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2022/10/13(木) 08:15:17.431ID:7ECnITWYa
つまんな
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2022/10/13(木) 08:23:19.739ID:XQZ34NMcd
ぼっち(勝った……)

ぼっち(説明しよう。斉藤は、前の学校では志摩とかいう格下の陰キャにつき纏うことで優越感を得ていた。しかし、転校してマウントを取れる相手がいなくなってしまった。そこで、私後藤ひとりに目をつけたのだ)

ぼっち(転校早々から手頃な陰キャが見つかって調子に乗った斉藤。しかし、そこに想定外の異分子が現れた。それが、この純度120パーセントの陽キャ。リア充オブリア充の女、喜多郁代である)

ぼっち(陰キャ相手にはグイグイ来る斉藤も、明らかに格上の喜多ちゃんには手も足も出ない。私は事なきを得たのである。サンキュー郁代!あっ、郁代っつっちゃった…ぐへ、へへへ……」

喜多(ひとりちゃん、また一人でぶつぶつ言ってる。気持ち悪い……)
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