中国は、ウクライナへの配慮に加え、台湾問題への波及を警戒しているとみられる。
今回は住民投票が独立や露編入の根拠とされた。中国がこれに賛意を示せば、台湾問題で強調する「主権と領土保全」の主張が揺らぎかねず、
チベット、新疆(しんきょう)ウイグルの両自治区にも響きかねない。
中国は2014年のクリミア併合も承認していない。