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2022/09/23(金) 15:26:41.374ID:IYGt/p8QH新型コロナウイルスは、吸い込んだ空気の通り道となる「気道」に感染後、血流に乗って広がる能力が高いほど重症化しやすい。だが血管には、内側を覆う細胞がウイルスの侵入を阻止するバリアの役を果たしているため、どのように入り込むのかは不明だった。
チームは気道と血管の細胞を使って、これらの器官を模した2層構造の筒状装置を開発。気道側にウイルスを感染させると、4日後には増殖したウイルスが血管側に侵入する様子が確認された。血管側の細胞を調べると、細胞同士を結びつける遺伝子の働きが低下して、細胞間に隙間ができることがわかった。
マウスを使った実験でこの遺伝子の働きを抑えると、重症患者のように肺に水がたまった。重症患者はこの遺伝子の働きが弱いこともわかり、チームの高山和雄・京大講師は「血管のバリア機能を維持して重症化を防ぐ治療薬の開発につなげたい」と話す。