ドイツ兵「この戦争もいつ終わるんだろうな」後編残り
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ゲバルト「全員準備いいか?よし、さ
4、3、2、1!リヒター今だ!」
https://i.imgur.com/V7iB6n8.jpg
グッ!ゴトンゴロゴロ
リヒターの投げた手榴弾は見事建物の中に入っていった。
ゲバルト「よし発煙弾やれ!」
中からは慌てふためく声と驚きと絶望が混じったような叫び声が聞こえる。と同時に発煙弾の白い煙がホテル前の道路を包み一気に残りの兵士が走り抜けてくる。その瞬間ホテルの中で爆発が起こり割れた窓から砂埃が飛び出す… 成功した様だった。既に敵が撃ってくる様子はない。
最後に残った数人とMGガンナーが走り抜けて来る。
ゲバルト「よし全員居るか?突入だ!行くぞー!」
全員が正面の扉を突き破り一部は正面の階段へ、その他は一回の他の部屋に駆け抜けていく。
ズダダダダカヒューンカヒューンカヒューンズダダダダ
ウガァァア!ファッキンナチ!シャイゼっ!
建物の中は激しい光に包まれ、凄まじい銃声と両軍の叫び声が聞こえる。 そんな喧騒もあっという間に外の激しい戦闘音の他は無音となった。
ゲバルト「状況報告」
兵士「一回制圧しました。敵は殆ど居ませんでした」
兵士「2、3階も制圧。さっきの手榴弾で敵ガンナーは死亡していた模様です。」
ゲバルト「よし、残りの階は私らが制圧した。ヨーゼフ、お前はさっきの司令部に走って制圧完了と伝えろ。残りは弾丸等補充しろ。間も無く国防軍の部隊にここは明け渡す。次の行動に移る」
マイツ「あぁクソ。死ぬかと思った。」
リヒター「お前大丈夫か?それ」
彼は今の戦闘で敵と揉み合いになった様で腕からかすり傷ではあるが、出血していた。
マイツ「あぁいや大丈夫。かすり傷さ。まぁちょっと痛むけど。一応包帯巻いてもらうよ。衛生兵って何処に居る?」
リヒター「ケルツなら下に居たぞ。応急措置して貰ってこい」
マイツ「よし…じゃちょっと行ってくる」 ……
ゲバルト「全員集まったか?よし次はとにかく街の防衛だ。我々はこのまま東の鉄道駅に向かう。そこら辺は敵の本体が居るはずだ。やるしか無い。パンツァーファウストを用意しておけ。」
間も無く国防軍の部隊が走って来た。
国防軍士官「どうも、支援に感謝します。あとは我々にお任せを」
ゲバルトは国防軍の士官に軽く敬礼し
地図片手に次の行動に移った。
ゲバルト「よし行くぞ。ホテルの裏から通りに出る。そこから少し進めば敵の本体にが目前の筈だ」
ドゴドゴドゴドゴ 重い靴音が響く 部隊はホテルの裏口から奥の建物の影に向かって腰を低くし走り抜けた
…
米軍の二台のM1シャーマン戦車と一台の装甲車。数人の米軍ライフルマンと機関銃手側面に出た。
https://i.imgur.com/55VHKas.jpg
そこは敵の本隊側面だった
それぞれが建物の陰や道路脇の窪地に隠れ銃を構えた
ゲバルト「よし、まず歩兵からやるぞ。撃ち方用意…」
カチッカチャカチャ
https://i.imgur.com/riSfIM0.jpg
マイツ「こんなとこで死んでられねぇ。生き抜くぞ」
リヒター「あぁ知ってるさ」
… 終わりです。途中からgdgdになったり読みにくい文章だったと思いますが、あくまで暇潰しのひとつに考え付いた物をミリオタが書いただけなので御了承を(笑)
スレが一回落ちたりしましたが最後まで読んでくださった方には心から感謝します ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています