ソロキャンプでの“迷惑行為”が目に余る 女性が夜にテントを勝手に開けられたケースも〈dot.〉

関東地方のキャンプ場へソロキャンプに出かけ、大自然の魅力を心ゆくまま楽しんでいた女性Aさん。その夜、テントでくつろいでいた時に“事件”は起きた。
テントのファスナーが突然、外から開けられたのだ。
「お姉さん、寒くないですか?大丈夫ですか?」
中に入ってこようとしたのは中年の男性だった。
「寒くないです、大丈夫ですから」
Aさんは恐怖心を押し殺し、男性が去るのを待ち続けた。

女性に近づきたいという別の目的がある人が多くいて、キャンパーたちからは『教え魔』とも呼ばれています」(小山さん)

ある女性がたき火をして浸っていたところ、年上らしき男性が「怖くない?」などとやってきて隣に居座ってしゃべり続け、あげくには自分のソロキャンプ歴自慢を始めたという事例もあったという。男性は悦に入って気持ちよかったのだろうが、「女性にとってはすべてぶち壊しで、現実社会よりひどい現実ですよね」

男性のキャンパーだから安心というわけでもない。キャンプ場で会った別の男性と意気投合して楽しく語らっていたが、朝起きたら荷物の大半が盗まれていたという悲惨なケースもある。

冒頭の伊豆市でソロキャンプをしていた男性は、数日間のキャンプ予定で持ってきた飲料水は3リットル。「水がなくなり不安になった」と消防に助けを求めたのはキャンプ初日の夕方だった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e8b723a7918bccc6756d5665c0f16dbbbd934b3e