阿笠「出来たぞ新一!光彦くんの心をワシに夢中にさせるスイッチじゃ」
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コナン「まーた悪趣味なモン発明しやがって」
阿笠「このスイッチを押すだけでワシと光彦くんは...ムホホ///」
コナン「想像するだけで吐き気がするぜ、気が向いたら使ってやるよ。サンキュー博士!」
阿笠「くれぐれも悪用するんじゃないぞ~!」
コナン(タッタッタッタ....)
阿笠「......由美子」ボソッ... ...
光彦「やっと付きましたよ!」
阿笠「よく来たのみんな!」
光彦(ああ...どうしてでしょう、博士を見ると胸がチクチクします...///)キュンキュン
元太「博士ー!発明見に来てやったぜ!!」
歩美「今度はなにを発明し...痛っ!!」
コナン「どうした歩美ちゃん!」
歩美「目にゴミが入っちゃったのかな..あ!でも涙が出てきて流してくれたみたい!」 阿笠「白目のところに入ったゴミはまばたきをすればほとんど涙が洗い流してくれるんじゃ」
阿笠「他にも涙は感情が高ぶった時に心のバランスを取るために出てくるんじゃ。だから悲しいときはもちろん嬉しいときにも涙が出てくると考えられておる」
元太「へえー、さすが伊達にじじいやってねえな!」
コナン「元太!てめええええええええええええ!!」バキッ!!
光彦「博士、物知りですね!」
阿笠「......」
阿笠「さあ、みんな中に入ってくれ!見せたいものが沢山あるんじゃ!!」 歩美、元太「うわーーー!!!すげーーー!!」
阿笠「これはxxxを利用したyyyで、これはnnnをmmmと組み合わせて実現したあーだこーだなんだかんだ....」
灰原「博士ご機嫌ね」
コナン「ははは、楽しそうだな」
光彦(ああ博士...あんなにはしゃいじゃって...なんだかボクおかしくなりそうです///)キュンキュンムクムク
コナン(ジーーー...)
コナン「おい、博士のやつ、今日は光彦と二人きりになりてえんじゃねえのか?」ボソッ
灰原「そうね、なんとか小嶋くんと吉田さんを連れて帰りたいところですけど..」
ポツ.....ポツ..ポツ....
ザーーーーーーーーー... ザーーーーーーーーー...
歩美「あ、雨降ってきちゃった!お母さんにお洗濯物取り込むの頼まれてるのに!!」
元太「俺も母ちゃんに頼まれてるんだ!」
コナン「お前らそろそろ帰ろうぜ!」
光彦(そんな...せっかく博士と会えたのに..)
阿笠「光彦くん」
光彦「!?」
阿笠「光彦くんはこのまま残っていくといい、お家にはワシから連絡しておくから」
光彦「は、はい!!///」
コナン(うまくやれよ、博士!)グッ! ザーーーーーーーーー...
光彦「みんな、帰っちゃいましたね...ウヒッ///」キュンキュンムクムク
阿笠「夕立は嫌いなんじゃ.....」ボソッ...
光彦「え?なにか言いましたか?」
阿笠「あ、いやなんでも無い。それよりどうじゃ、実は海が見えるレストランを予約しているんじゃ。車はワシが出すからよかったら一緒に行ってくれないかの。」
光彦「ボクのためにですか!?是非一緒に行きたいです!!」///キュンキュンムクムク ~レストラン~
ザーーーーーーーーー...
光彦「ごちそうさまでした!こんなに美味しい料理初めて食べましたよ!!」
光彦「...夕立、やまないですね。」
阿笠「.....」
光彦「こんな素敵な場所、女性なんか大好きそうですね!」
阿笠「.....」
光彦「あ!ボクも大好きですよ!博士と一緒に素敵な時間を過ごせました!!」
阿笠「光彦くん、この後ちょっとドライブでもしながら休憩でもしないかね?」
光彦「え..!ぜぜ、ぜ、、ぜんぜんいいですよ!!」
光彦(キマシタこれ!!激アツです!!!)ムクムク! ザーーーーーーーーー.......
ブーン...ガタガタ....ブーン...
光彦「博士、随分と山の奥まで来ましたね///」
阿笠「この先のカーブを曲がるとな...」
ブーン...
光彦「うわーーー!!」
光彦「米花町の夜景が一望できます!!すっごくきれいですね!!!」キラキラ
キキー...
光彦「は、博士..こんなところに停めて一体何を///」キュンキュンムクムク
阿笠「光彦くん...」
光彦「博士...///」
光彦「グガッ!!!!!????」ジタバタ 光彦「ア...ガゼ.....首..ナんd.....しめる....?」ジタバタジタバタ
阿笠「...」ギューーー...!
光彦「....カハッ.....ヴゥゥ.....」ジタバタ
阿笠「光彦くん、ワシはね、10年前の今日、妻を失ったんじゃ...」
光彦(!??)ジタバタ
阿笠「ワシのせいで、あの日妻は...真由子は死んだ...」
阿笠「あの日から毎日後悔しておる...なんであの時、つまらない喧嘩なんてしてしまったんじゃ!!」
ギューーー...!
光彦(!??)ジタバタ 阿笠「いっそワシも死んでしまおう、そう思った時目の前に現れたのが君じゃよ、光彦くん...」
阿笠「若い頃の妻そっくりの君が、ある日目の前に現れた。もうワシの心の中にしかいないはずの真由子が蘇ったんじゃ」
阿笠「それでも、いくら君に真由子の姿を重ねても、この苦しみが消えることはなかったんじゃ...」
阿笠「ここの夜景も、真由子が大好きな場所だったんじゃ...」
光彦「......カハッ..」ジタバタ 阿笠「知っているか光彦くん?人間は2回死ぬんじゃ…命が尽きたときと、人に忘れられたとき...」
阿笠「じゃがワシは妻のことを片時も忘れたことはない...まだ妻はワシの中で生き続けているんじゃ」
阿笠「でもな光彦くん、ここで君を殺せば...妻をもう一度ここで殺せばワシの中の妻も2度死ねる...ようやく真の意味で妻は成仏できる...ワシの中から出ていってくれる...」
ギューーー...!
光彦「」
阿笠「...」
((由美子・光彦「博士、物知りですね!」))
阿笠「...うぅ.....」
阿笠「さよなら、真由子...夕立が....やまないな.....」ボロボロボロ....
ザーーーーーーーーー.......... そう言い終えると、彼は既に骸となった光彦を強く抱きしめた
冷たくなった光彦の頬に涙が落ちる
それがどちらの涙か、博士にはわからなかった
~完~ ,. -――‐- 、
∠--_、__,. , ---\
/:∠二、 ´_二二_'ヽ
__/ / ,. ― ミヽ /,. ―-、ヾ,マ、_
__/,、匸:| { ● }}={{ ● } |::] ,、ヽ__
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/: : : : :ハ Y `三三{_ _}三三´_ Yノ : ノ: : :}
V: : : : : :`| ({{ : : : : : : ≧≦: : : : : : : }}) |: : : : : ノ、
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⊂´ ⊂ _/ 夕方安価で決まったタイトルで作ったからスイッチの効果活かしきれなかった ずっと真由子になるならわかるけど>>25で由美子と真由子両方あるのがなんかワロタ はじめに真由子で行こうとしてたがハゲーーー!!が頭よぎって途中で変えた
それが悪かったな反省 >>34
これはコメディじゃない!サスペンスだ!
笑うな! 真由子は実は光彦の母で由美子とは血が繋がってる設定かも プロットも置いとくな
こっちだけでも嫁
10年前、博士は自分の発明により妻を亡くしている
妻の死を受け入れられないまま日々を過ごしていたある日、若かりし頃の妻そっくりの光彦と出会う
なんとか光彦と恋仲になり、妻をなくした深い傷を埋めたい博士
しかしそれは表向きの目的であり、真の目的は妻そっくりの光彦を殺し、亡き妻と決別することにあった
「人間は2回死ぬんじゃ...死んだときと、人に忘れられたとき...」
「じゃがワシは妻のことを片時も忘れたことはない...まだ妻はワシの中で生き続けているんじゃ」
「でもな光彦くん、ここで君を殺せば...妻をもう一度ここで殺せばワシの中の妻も2度死ねる...ようやく真の意味で妻は成仏できる...ワシの中から出ていってくれる...」
そう言い終えると、彼は既に骸となった光彦を強く抱きしめた
冷たくなった光彦の頬に涙が落ちる
それがどちらの涙か、博士にはわからなかった 回想シーン殺す直前のほうがよかった感じするな
序盤のほうにありすぎだろ泣き所 手紙を含むレスだけでも後半に持ってくりゃよかったかな >>46
ぶん殴ることしか考えてなかったな
次はうな重の出番作る >>51
コナンSS好きだから気が向いたら立てるね 由美子は実は生きてて光彦になってたって設定かもしれない
コナンみたいに >>56
たぶん姉妹だと思われる
死んだのは真由子で由美子は生きていた
そして実は光彦の母親だった >>59
あの世界髪の塩梅で両性に対応できるから… >>62
キミもう作者公認のファンな
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