「Grateful Days」(グレイトフル・デイズ)は、Dragon Ash5枚目のシングル。1999年5月1日発売。発売元はビクターエンタテインメント / HAPPY HOUSE。

発売週のオリコンシングルチャートで、前作を上回る初登場3位を記録。この時は、L'Arc〜en〜Cielの「HEAVEN'S DRIVE」と宇多田ヒカルの「First Love」に阻まれたが、翌週に、その2作の週間売上を上回り(L'Arc〜en〜Cielは3週目)、バンド初のオリコンチャート1位を獲得。同週「Let yourself go, Let myself go」が7位(最高位は4位)、「I LOVE HIP HOP」は4位にチャートイン。最終的には90万枚を売上、2016年現在同バンド最大のヒット曲となる。ヒップホップの作品、ミクスチャー・バンドのシングルとしても共に初のオリコン1位獲得作品となった。

Dragon Ashはライブにおいて、他アーティストをフィーチャリングした曲は相手がいないと演奏しないので、本楽曲は『Viva La Revolution』リリースツアーの横浜アリーナ公演でZeebraをゲストに迎えた際に披露したのみ。

2002年にZeebraの所属するキングギドラ(当時)の発表したアルバム「最終兵器」の収録曲「公開処刑」の中でZeebraが降谷を名指しで批判し、対立を表面化させた。そのためDragon AshはYouTubeにて過去に作成されたMVを公開しているが、本作MVは公開されておらず、2007年と2012年にリリースされたベスト・アルバムに収録されていない。2009年に始まったバンドのダウンロード配信や2020年のストリーミング配信からも外される。2022年、メジャーデビュー25周年を記念して作成された全MVを組み合わせた特設ムービーにも使用されなかった。