>>983
>都合が悪い側は裁判所行かないみたいだけどとんだダブスタだぜ
違うぞ
日本政府として「(日本が実効支配し1971年まではどこも領有権主張をしてないから)尖閣には領土問題は存在しない」という立場であり
「竹島には(当初から日本は領有権主張をしてたから)領土問題が存在する」という違いがあるから
そもそも国際裁判をする必要がない尖閣問題と、国際裁判をする必要がある竹島問題という違いがある

中国側の意図は尖閣問題を「国際裁判に持ち込めれば」あそこには領土問題があるんだと日本に認めさせたことになり
日本の「実効支配してるから尖閣は日本の領土」という主張を変更させたとう実績作りになるってことだ
その後、国際裁判で中国が負けたとしても中国はおとなしく引き下がらず後で軍事的に支配したときに世界中に向かって
「あそこは昔から“領土問題”があったんだ、その根拠は日本が国際裁判に応じたことである。よって国際裁判の判決を不服とする我が中国はこれを受け入れず正当な軍事力行使を行い尖閣諸島を中国領へと編入する」と主張する事ができる
その主張(日本は国際裁判に応じた)をさせないために「尖閣に領土問題は存在しない」と日本政府は主張し続けている

権力機構の最大単位が国家であり地球政府が存在しない以上、国際司法裁判所の判決を中国が守らなくても、法的拘束力をもって中国を罰することの出来る権力機構は存在しないので国家間(日本と中国)の実力行使の衝突になるしかない
そうなれば軍事力の強い中国が有利になる
(戦争に持ち込めたら中国の勝ちになる可能性が圧倒的に高いので日本政府は「尖閣に関し領土問題」は存在しないという立場をとり国際司法裁判に応じない戦略を選んでいる)