連続怪殺人事件を追う新聞部の主人公と、その幼馴染の世莉架
調査の中で非日常感を楽しむ主人公だったが、事件の凶刃はやがて主人公の周囲へと向く
そんな中、主人公は空想を現実化する能力「ギガロマニアックス」に目覚め、この事件の真相もまたそこへ繋がっていることを知る
過去の因縁と異能力バトル、そして世界に根を張る巨大な闇組織

主人公は大切な友人や家族を犯人に殺されていき、黒幕へと強い憎しみを抱く
ついに黒幕と対峙して打ち倒し、連続殺人事件を終わらせた英雄となる主人公

だが、それらは全て幼馴染の世莉架が仕組んだゲームであったことが明らかになる
世莉架は完全催眠のギガロマニアックスを自身に掛けて自分に別の使命と正体を与え、主人公を偽の真相へと誘導していた
その正体は主人公の幼少期のイマジナリーフレンドであり、彼のギガロマニアックスによって肉体を得た存在であった

彼女は両親からネグレクトされていた主人公が幼少期に生み出した存在であり、その目的は幼少期の主人公が望んだ、「傷つきながら大きな事件を解決する特別なヒーローになる」という夢を叶えることであった
一連の最悪の事件は主人公のトラウマが生み出した我が儘のようなものであった
世莉架の意思に反して本当の真実に気付いた主人公は、彼女と決着をつけることを決意する