0001以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
2022/08/22(月) 17:50:25.979ID:VC+BP3OY06年間の地獄から脱出できたのは7月25日だった。
タイ人のコラーさん(54)はマレーシア沖で漁をする船で“奴隷労働”を強いられていた。炎天下、仕事は毎日約16時間。漁網を流し、力を振り絞って引き上げ、魚を仕分けて再び網を流す。それを1日に4、5回。早く動けと船長などから殴られ、何度も頭が切れて血が流れた。
転機は今年5月。漁の許可証がなかった漁船が当局に摘発され、漁船員はマレーシアでホームレス状態になった。近くの漁師がタイの市民団体「労働権利推進ネットワーク」に連絡、7月に助け出された。
「すべてが悪夢だった。今も嫌でも思い出してしまう」。コラーさんは涙で声を詰まらせた。世界3位の水産物輸出国のタイをはじめ、東南アジアから日本へ送られる安価なシーフードの陰には、コラーさんのような人々の苦渋がある。