「正義はなぁっ!!麻薬なんだよっ!!」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
「正義はなぁっ!!麻薬なんだよっ!!」
と、大声で叫ぶ。
そして、彼は俺の顔を見るとニヤリと笑った。
その瞬間、俺はこの男のことが分かってしまった。
こいつは……
ただの狂人だと。
彼の目は、狂気に満ち溢れていた。
そんな彼を見て、俺は心の底から恐怖を感じた。
こんなやつに、俺は勝てるのか? 俺がそう思っていると、 ドゴォッ!!!! という音とともに、男が吹き飛ばされた。
それは、さっきまで俺と話していた男だった。
男は地面に倒れ込み、動かなくなった。
どうやら気絶したようだ。
そして、それをやった張本人はというと……
聖哉だった! ええーーー!? 聖哉が殴って倒したんだ!! だが、 ──い、一体いつの間に!? 聖哉が動いた気配は全く感じなかった。
何より驚いたのは、倒れた男を睨む聖哉の目付きだ。まるでゴミでも見るような目で見下している。いつもの聖哉からは想像も出来ない表情である。
私は恐る恐る尋ねる。……あ、あのー、ひょっとしなくても怒ってます……? すると、聖哉は無言のまま私に近付いてきた。
こ、怖いんですけど!! 殴られるかと思いきや、聖哉は私の肩に手を置いただけだった。
ホッとしたのも束の間、聖哉がボソリと言う ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています