太陽殺す
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鮮血に染まった太陽のもとで、私は巨大な存在と相対しました。
まるで太陽のような眩さを放つ存在と…。
全身の血が沸騰し、蒸発するその力と対峙した私は、正義のために戦う自分の力を取るに足らないものだと感じました。
愛は分け合うものではありません。
強者が一方的に与え、弱者はただ享受するだけのものです。
親切は施すものではありません。
強者が許し、弱者は許されるだけの存在です。
喜びは皆のものではありません。
強者が独占し、弱者は乞うだけのものです。
世界は守るものではありません!
強者が支配し、弱者は支配されるだけのものなのです!
体が燃え上がるなか、私が感じたそれこそが正義だったのです。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています