小説の話するかお題で即興書くスレ
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ブックオフで何気なく買ってお気に入りになったから他の作品やら調べてたら作者が自殺とかよくあって悲しくなる >>2
そんなよくある?
芥川・太宰・三島・川端以外にいたっけ? 芥川賞の某放送まだ見てないな
今回はセクシー女優?のひとが文章好きだったけど違ったなぁ
選考委員からすると描写より叙述のほうが疲れなくて好評だったりとかあるのかねー 純文学ブームこないかな いまや純文学の話すると「文学知っててすごいでしょマウントだろ」って取られることが多いから話できないんだよね >>4
エンタメとかラノベの人?
芥川賞系はほどほどに追ってるけど思いつかないな
西村賢太は違うしなぁ 芥川賞とかスパン短すぎて追う気になれないんだけど1は毎回読んでるの? >>6
推し燃ゆは流行ったけどね
ブーム作るならもっと広告宣伝というか何かしらのメディア露出がないとかな >>7
鷺沢萠 とか あと数人いた ラノベは本音言うと偏見あって読んでない >>8
受賞作はだいたい読むけど
最近だと『貝に続く場所にて』は無理だった >>10
昔の栄光を引きずって純文学って看板に胡坐をかき続けたからブームは二度と来ないと思う
しかも地位を持っているつもりだからポリコレの影響受けなきゃいけない状態になったせいで戦時中の検閲された小説みたいだし >>11
俺もあんまりラノベは読まないけどときどき文章が好みな人とかいる
桜庭一樹とかラノベ出身で直木賞とったしね >>12
芥川賞関係なくていいんだけど今まで読んだ中でのオススメってなに? >>13
ブームっていうのは慎太郎刈りが流行って三島由紀夫が平凡パンチとかに出てた頃? >>15
その訊かれ方だと『モンテ・クリスト伯』になるかな
あれこそ読書の楽しみってかんじ 巌窟王の日本ドラマ見たけどそこそこ面白かった トンネルの中でお勉強するまぬけなシーン以外は >>17
さんきゅー読んだことないし読んでみようかな 高橋克典の「幸せになりたいだけだったんだぁ」のとこすき >>18
トンネルで勉強って小説だと刑務所のところかな?
だとしたらあれはストーリー上は必要だから仕方ない
逆のシステムがカフカかな >>22
そうそうディーンフジオカが脱獄用のトンネル掘りながら老人と経済とか歴史の一問一答やってて笑った >>19
岩波文庫で全7巻だから体力なかったら後にとっとくといいよ
死ぬまでに読めたら幸せだねってレベルの本だから >>23
ふーんそんなリメイクがされてるのか
原典だとリベラルアーツから様々な知恵を学ぶようなシーンだった気がしたけどもう記憶が曖昧だ >>16
純文学のブームって教養として扱われてた時期のつもりで言ったの
今はもう学術書を読まないのに教養?な扱いになってる
戦後は敗戦反戦ブームの熱狂がしばらく続いたからその影響も考えると語るの大変 >>21
ポール・オースターか
英文学って翻訳が良い意味で読みやすく悪い意味で淡白に感じるからあまり読めてないなぁ
ピンチョンとジェニファー・イーガンはちょこっと読んだけど 純文学ってよりかは小説そのものが求心力を失って文化を牽引していけるものじゃなくなったと思う
結局娯楽に走って延命するしかなくなった >>26
純文学が教養として扱われてた時期っていつ頃だろう?
理系からすると論文はときどき読んで教養としては小説も文系学術書も一緒くたにしてるかなー >>29
特に誰が好きとか?
最近『黄色い部屋の秘密』読んだ
作中にコナン・ドイルアンチなこと書かれてて笑った >>31
文章問題で小説が取り扱われるのに時期がいつって言われても困る
それも今は読解力よりも対策で処理するから抜け落ちた感が強い
俺は工学と情報だから学際的なせいでそう感じるだけかもしれないけどね >>30
小説だけでなく文化や娯楽全体が劣化じゃないけどチープになってるというか勢いを失ってる気がするかも
日本だけかもだけど素人参入が増えてるしね
写実絵画やオリンピックなどのスポーツは進歩してるかな
コンテンポラリーというのか現代音楽は聴かないけどポップスは難しくしすぎなくなってるような?
まあ幅広く創作者が増えたために全体の質にも幅ができたって印象かも >>33
んん?ごめん話がみえない
国語などの文章問題の話だとしたら小説と評論は別々に設問されてなかったっけ?
もしかしてその分け方ももう無くなった? >>30
小説の本質的な部分って娯楽だから娯楽でいいんだよ
今のweb小説の流れが進歩した正しい方向性なんだと思う
娯楽が少ない時期に偶然ちょっとした影響力を持っちゃったせいで文化って勘違いされただけなんだよ >>34
他の分野はよく知らんから言われればそんな気もするし、映画は頑張ってる気がする
素人参入が増えることはむしろ良いことだと思うんだけど、文学分野で言えば先頭を走る人間のレベルだと思う
贔屓目だけど村上春樹を受け入れられなかったのがかなり大きな失態 純文学が何なのかを誰もハッキリと言わないせいで娯楽か芸術かさらに別物なのか分かりにくいところはあると思う
てか純文学の名付け親って誰なんだ
調べてこよ >>35
教育に小説が持ち込まれてるから教養の一部になってるから時期は説明するまでもないよねって意味だった
それとは別に試験対策としてパターンが作られたから教養の一部としての意味合いが抜け落ちたってこと
数学の問題を解くのと同じように問題を処理できるから元々あった教養としての意識が薄れたって感じ
つまり小説に対する社会の世代別で意識的な部分の話
これマジで調べると沼だからお前もコッチキテ >>38
純文学は色々と定義はなされようとしてきたけど抽象的で判断基準に困るものになってる
だから明確な基準がない人間の営みの中で暗黙のうちに漠然と使われる言葉って感じ >>36
なんて言うべきかな、娯楽でいいってのには同意なんだけど消費されるものに成り下がってるし小説を取り巻く環境がそういう小説を消費する方向にいってる
別に文化として捉えられるのは勘違いじゃないと思ってるけど >>37
村上春樹は日本じゃなかったら普通に評価されてたかもね
日本の現代文学や小説創作は描写にこだわりすぎる嫌いのせいか村上春樹みたいな語り口はあまりウケないっぽいね
まあ今回の芥川賞や舞城の試みの小説などもあるけど
よくよく考えると
これって子規が唱えて漱石が影響されたあの写生文の流れな気がしてきて日本人真面目すぎだろっていま思った >>41
今も昔も元々から消費されるものだよ
消費された中で偶然残ったものがあったり再発見されるだけ
ディキンソンなんか消費された中で再発見された典型だと思う >>42
ノーベル文学賞は取れなかったけど間違いなく受け入れられて、日本よりは評価もされてると思う
たしかに描写だとか社会問題、歴史背景 >>39
今でも試験問題に小説の読解は出てくるから社会からの評価は変わってないと思うけど
パターン化されて教養としての意識が薄れたというのは主観ではない?
何か『複製技術時代の芸術作品』っぽいね
複製される作品にはオーラが無いなんて言われてたけどデジタルアートは存在するし贋作美術館もあるからね
濫造によって価値が下がるという直観は確かに昔からあったけどポップアートがそれを逆転させた流れもあるから一概にそうは思わないかなと >>44
途中で送っちゃった
たしかに描写や語りは真っ先に言われるし、社会問題や歴史への向き合い方も指摘されて軽いって批判受けてたんだよね(実際は当時の文壇がきちんと読めていないところがあったわけだけど)
よくも悪くも真面目で形式的なところがあるよね >>40
芸術的野心があるかなんて曖昧な言い方をあの丸谷才一でさえしてたからねー
でも俺はそこには一家言あるよ
ここには書かないけど >>45
文章問題は元々が難しいから読解力を試されるような扱いを受けていたんだけど
読解力が求められるなら問題の作成者次第になるんじゃねってことで分析してみたら
論理的に推論できるパターンでしか出題されないから対策するのは簡単になった
乱造っていうかコピーによる価値はコンピュータが登場した初期に価値の消失として科学哲学で触れられてたよ
当時は情報がコピペされると価値が消失するって主張されてたけど現実は逆に情報が価値を持った
ただこれは情報が伝わるうちに内容が変化して新しい価値を持つような拡散性の高さの影響が強いから細分化して考える必要がある >>44,46
そっか軽い問題もあったね
某評論家さんがあれを逆に誇張した手法だって評価してたし現在は国内でも地位磐石だと思うけど
なぜか春樹読みをハルキストって馬鹿にする風潮あるよね…
村社会的な日本人にとって主観的な叙述より客観的(にみえる)描写や写生文のほうが性に合うのかもしれないけどそれを自覚できないレベルの読書量しかないってことかなぁ >>47
もうバレバレだと思うけど自然言語処理の人間なんで曖昧性の強い表現が嫌いなんだよね
正直どの芸術も自己顕示欲と承認欲求を満たすために手段として大衆的かどうかを用いるかで処理できると思ってる
芸術って所詮は意味のない言葉だからね >>43
消費の捉え方に齟齬がある
俺としては反芻されずに後世に残らないという意味で使ってる
今の賞をバンバン出してメディア化してブーム作ってってやった中から一体いくつ後世に残るようなものが生まれるのかが疑問で、それに対して批評のような反芻していく場を広げていこうって意思が見えないのが問題 >>48
試験対策として簡単になったからって教養としての格が下がるわけではないと思うよ?
学生の記憶には残りにくくなるかもしれないけど
へぇ科学哲学?でもそういう話があるんだ
昔は秘匿されるのが価値だったようだけど今では有名性が価値だよね
そこに賛否両論あって新しい価値が生まれるというのも納得 >>49
地位磐石ってよりかは世界に認められ過ぎて誰も何も言えなくなっちゃったって感じみたいだけどね笑
まあハルキスト呼びは村上春樹自身もやめましょうって言ってるし、本人の意図しない >>51
その意味でいいんだよ
規模は違うけど昔からそうやって続いてきた中で残ったのが今も知られてる
今も昔も残りにくさが違うだけで本質的な部分は同じなのに発展を期待する機構を求めるのが間違い
初音ミクが話題になった当時はそんな気がしなかったけど今だとメディアの歴史で語られるまでになったようなもんだよ >>52
ごめん煽りたい気持ちがあるのは理解できるんだけど正直何に反感を抱いてるのか理解できない
理系で論文を読んでるって言ったから最低限wiredで取り上げられた時代ぐらい常識のつもりで話したけど理解できない部分があったら教えてほしい
何を知らないのか教えてくれないと教えられないから >>53
まただすまん…
本人の意図しない好かれ方もしてるから……
描写の主観客観についてはどうかな、たしかに主観的というか比喩とかの感覚的なところをどう理解するかだけど
受け入れなかったのは読者っていうか批評する立場の人たちだと思う >>50
自然言語処理かぁ
学問分野としては分析哲学あたりから枝分かれしてんのかな?
えーっとそれで
芸術とは自己顕示欲や承認欲求を満たすために大衆迎合な娯楽を文化的に偽装したものって意見?
ことばの意味の有無とは何かを伝える指示性をもつかどうかで考えられる? >>53,56
受け入れなかったのは確かに評論家側だね
まあ一言でいっちゃうとあまりにも斬新すぎたってかんじか
そういえば村上春樹をフォローして出てきた小説家って誰かいるのかな? >>55
ん??煽りたい気持ちなんて微塵もなかったけど
癇に障ったなら謝るよごめん
wiredで取り上げられた時代がっていうのが既に何の話をしてるのか分からない
理系でも医療系で英語論文をPubMedでときどき読むくらいね
統計も医療でつかわれる基本的なところなら解るレベル
現代で物を知るってエビデンスを把握することかなと思って
学術書をよむことも俺にとっては小説を読むことと変わりないと思って無邪気に書いちゃったわ
まあそれも底の浅い理解だね
学問って何だろね >>54
消費活動の経済的な意味で言ってるのかと思ったわ
少なくとも近代日本では作家同士が同人雑誌を創刊してたのは消費されるためじゃないでしょ、もちろん(特に海外では)生活のために短編小説を出版社に持ち込んで結果として評価されるような作家だっていたけどそれとは別に長編小説を書き上げてもいるわけだし
初音ミクは例として不適切じゃない?あれは新しく生まれた表現ツールであって、比較するなら作られた楽曲じゃない?初音ミクと対応させるなら電子書籍とかそういうものでしょ てかワナビ達による実践実作的なスレになるかと当初予想してたけど
思いのほか衒学的なスレになっちゃったねごめん >>58
伊坂幸太郎あたりの作家は村上チルドレンなんて一時期言われてたみたいだけど実際は違ったっていう……
でも川上三映子は公言してたし、2000年代とかその後の作家は皆読んでるんじゃないかな >>62
へぇー川上未映子だっけ?公言してたんだ
でも作風は違ったと思うし村上春樹みたいな作風は村上春樹でしかないってことなのかな
>>63
ありがとー
最近の国内で誰が好き?
てか書く人? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています