競馬で6400万円を当てたお笑い芸人が納税額が高すぎるとして、不服を申し立てていたことが分かりました。本人を独自取材しました。

 競馬への愛を語るのは、競馬ファン歴30年、お笑いトリオ「インスタントジョンソン」のじゃいさん(50)です。

 じゃいさんは先日、自身のユーチューブチャンネルで、競馬の過去5年分の払い戻しに対して、税務署から追徴課税を受けたことを告白。その額の大きさが、話題となっているのです。

 じゃいさん:「数千万円です。年収以上、何なら年収の倍以上っていう感じです。妻から借りたのと、僕が持ってるお金と、両親から老後のためにためたお金を借りまして。正直、うちの両親も心が疲れて、夜寝られないんだよみたいな話をされて。そういう意味では、大変申し訳ないことをしたなと思ってます」

 じゃいさん:「ハズレ馬券が経費にならないということになりまして。例えば、1億円を使って、1億5000万円勝ったとすると、1億5000万円に対して税金がかかるので、5000万円しか勝っていないのに、丸々持っていかれてしまうというような状態です」

 競馬の収入から、年間のレースで購入したすべての馬券代を経費として差し引き、所得を申告。しかし、税務署が経費と認めたのは、勝ったレースの馬券代のみ。ハズレ馬券を経費と認めなかったために、所得が大きくなり、追加で数千万円を納税することになったというのです。

 じゃいさん:「負け続けたら(1カ月で)100万円、200万円負けることもある。ただでさえ難しいんですよ、勝つのが。ほとんどが回収率100%超えていないので。100%超えたら超えた分、下手したら、超えた分以上持ってかれてしまうと。当たったら怖いみたいな思いを、競馬ファンにはしてほしくない」

https://news.yahoo.co.jp/articles/6152bb9c9e638f4c10cbbae4c10aa902f7f3430b