魔法使い「呪文ってなんで急に覚えるの?」
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勇者「お前は何を言ってるんだ?」
魔法使い「記憶にないものを急に覚えるっておかしくない?」
勇者「哲学に目覚めたか...」
僧侶「それは神から授かっているからでは?」
魔法使い「それなら僧侶だけが使えるし、魔法は奇跡とは発祥が違う」 魔法屋さんで魔法の書を買ったら覚えるのかと思ってた 元々知ってたものを使いこなせるようになったってだけ知ってると覚えてるじゃ練度が違うってこと 勇者「呪文の記憶ねぇ...」
戦士「難しいことはよくわかんねえわ」
魔法使い「MPの数は違うだろうし魔力が妥当だろうけど...明らかに知らない魔法に関しては説明がつかない...どうなってるんだ?」
僧侶「もう遅いし寝ましょうよ...」
魔法使い「そうだね...おやすみ...」 翌日
戦士「どりゃああ!!」
ドラゴン「キシャアアア!」
勇者「魔法使い!いまだ!」
魔法使い「イオナズン!!」
ドラゴン「グエェェ...」
勇者「よっしゃあ!」
僧侶「戦士さん、治療しますね」 戦士「お!ありがとな!」
僧侶「ベホイミ!」
魔法使い「なんとか倒せましたね」
勇者「怪我人もいなくてよかった〜」
戦士「おい!怪我人だ!俺がいるぞ!」
勇者「筋肉で実質無傷だろ」
戦士「お前のせいで心の傷を負った!」 ドラクエは呪文契約しておいて条件を満たすと使えるようになるんだぞbyダイ大 魔法使い「心に傷を受けた人はそんなノリで言いませんよ...」
戦士「たしかに!」
勇者「とりあえず村長に報告に行ってくる!」
僧侶「じゃあ行きましょうか」
戦士「とりあえず捌いとく」
魔法使い「気をつけて切ってください、この前肝を潰したじゃないですか」 戦士「今回は大丈夫!たぶん!」
魔法使い「あっそう...」
戦士「勇者ってすごいよなぁ」
魔法使い「どんな攻撃も華麗に躱しますよね」
戦士「指示も完璧だし、あいつがいなかったらもっと苦戦するよな」
魔法使い「まあ勇者ですしね」 パンチやキックを何度もやってるとそのうち打ち方が上手くなってきて、より威力のある蹴り方などを思いつくだろう
魔力も同じように、こうしたらもっと爆発力上がるのでは?って理屈を思いつくんだろう 戦士「あいつはどんなトラップだって見抜くことができるし実は盗賊だったりしてな!」
魔法使い「あ〜まあなんとなく辻褄は合いますけど...」 勇者「報告終わったぞ〜」
魔法使い「お!戻ってきましたよ」
僧侶「今夜はパーティですって!」
戦士「よっしゃあ!酒だ!」
勇者「あんまり飲み過ぎるなよ?」
戦士「酒は溺れるためにあるんだよ!」 勇者「何を言っても無駄か...」
魔法使い「問題だけは起こさないでくださいね...」
僧侶「なんだかデジャブを感じますね...」 一見ちゃらんぽらんそうに見えて実は毎日勉強してた展開だろ 祝杯
村長「ドラゴンの脅威からこの村を救い!安息を与えてくれた勇者様達に!」
一同「かんぱーい!」
勇者「やっぱり酒を飲むと魔法使いは敬語が抜けるな!」
魔法使い「何を言ってんのぉ、かわってなあい!!」
僧侶「とりあえず水でも飲んでください」 戦士「お!可愛い姉ちゃんだな!俺のとここいよ!」
村娘A「いや〜ん、戦士さんってば豪快〜♡」
僧侶「あれは止めなくていいんですか?」
勇者「多分そろそろ...」
村娘B「ちょっと!退きなさい!尻軽女!」
村娘C「さあさあ、飲んで飲んで!今夜私の部屋にー」
村娘D「いやいや!私が——」
戦士「ちょっとちょっと!落ち着い——ドゴッ(腕が顔面に当たる音」
勇者「あの調子なら大丈夫だろ...」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています