勇者「この扉の向こうに大魔王が…!よしいくぞ!魔王覚悟!!」女魔法使い「リレミト」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
フィールド
勇者「……え?」
女魔法使い「………」
勇者「え、いやいや…あ、あれ?おま…」
女魔法使い「ん?」
勇者「今、リレミトしたよね?なにしてんの?お前」
女魔法使い「…え?ああ、いやあ…、あぶないところでしたね」
勇者「…え?何が?」 女魔法使い「いやだって、道具袋みてくださいよ…薬草が切らしてますよ…、あのまま魔王と戦ってたらヤバかったですよ…、街に戻って買い出しにいかないと」
勇者「ええ…、いや…そんなん序盤のダンジョンじゃないんだから…、薬草なんか、もう中盤以降使ってないでしょ…、俺毎ターン自動回復するし、お前も回復魔法使えるし…」
女魔法使い「ん…、ああ、そうでしたっけ?けど、毒消しとかエーテルとかもないし…」
勇者「いやなにいまさら…、そんな序盤に使う道具今や必要ないじゃん…、ほら、バカなこと言ってないで、もう一回、魔王城入るぞ!」
女魔法使い「…ああ、はいはい」 3時間後
魔王の部屋の前
勇者「はあ、はあ…ようやくもう一度ついたな…、よし、今度こそ魔王に挑むぞ…! そして世界に平和にするんだ!いくぞ!!」
女魔法使い「リレミト」
フィールド
勇者「………」
女魔法使い「…………」 勇者「…え、いやいやいや…だから何してん?何してんのお前…?」
女魔法使い「うーん、勇者さんさあ…わたし思ったんだけど、ちょっと私達の装備品、魔王に挑むのには心もとない感じしません?」
勇者「いやしないけど」
勇者「俺の装備、伝説の剣に伝説の鎧とかすごいやつだし…敵の攻撃うけてもそこまで痛くないし…」
女魔法使い「ああそう…」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています