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(’-’*川モウシワケナイケドモウイチドテンカシマス🌋ショウセツカイテミタオ🐰マタ🍹♪
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0001jc!ダオ
垢版 |
2022/05/15(日) 21:22:23.450ID:/Rfhftkb0
「5…、4…、3…、2…、1…、点火!」

なぜ、人は殺し合うのでしょう。星屑がその胸を焦がしてその真っ暗闇な落とし穴にいざなうのでしょうか。
秘かに失われた魂を追うかのようにまた一つ、小さな星の瞬きが音もなく暗闇に溶けます。果たしてその胸に今失われるのは恋よりも熱い、ひとつの呪い、誇り。

それはフィフス・ルナと呼ばれる資源採掘用小惑星に穿たれあらかじめ埋め込まれた巨大な円錐状の人工物であって、決して小さくはないその宇宙にぼんやり漂う激情のようなその乱暴な岩壁に今たちまちにたくましい爆発的振動が執念深いその轟音とともにおもむろにジェット噴射としてその正体を現すと、それが合計して4発、過剰なまでに執拗に闇を切り裂きながら全ての命が眠ったような途方ない静寂の中に瞬間瞬間、驚異的な加速度を他でもない輝きながら静かに周る地球の夜にこそ向かって段々とその一面の死の萌しを逃さず、全てをそっと強め全てを奪うべく与えようとしていました。

確かなその熱情はどこに失われ、再びどこに生まれるのでしょう。同じ傷と呼吸をもって、時に全くその指紋を逆転しながら。

熱核融合の輝きは明らかに破滅的な邪気の業火を悪戯に張り巡らせながら、その奇妙に寝静まった静寂のうちにまったく何食わぬ顔で一応美しく激しく揺らぐと、気ままな日常茶飯のように素早い周りの幾重にも散乱する他の小さな人為的炎の輝きをにわかに気の触れたように根気よく、苦も無くひとつひとつつぶさに熱心に覗きながらなにかそこに夜の穢れのよじれたつむじ風のその片鱗のような細かな罪を見出すようにしてジッと身動きもせず、その闇の合図に魅入りながら微笑み、なにからなにまでまったく己のことのように心の底からその光景を堪能するかのようでした。その冷たく突き刺すような余りに異様な悪鬼の狂気のような、地獄の炎の祭に生じる危険に太って黒く濁った知性、絶えず嗤い続ける遥かな悪魔のおびただしいいわば死のエネルギーのようなその実に非人間的な壮大で狂った景色は、固唾を飲み込みジッと見守る全ての者に黒くにじむような脂汗のただ湧き出るのをはっきり誰にも免れず感じさせたに違いありません。

美しい光。ひとつ、ふたつ、と、それはあるいは本当にあるべき光、星、その夢でしょう?
近づけば近づくほどに力に満ちて躍動し、渇望し、思う存分残酷で、郷愁に駆られて、怯えきって、想いを乗せて。

「アムロ大尉! フィフスが、地球に向かって加速しだしました…!」
0002jc!ダオ
垢版 |
2022/05/15(日) 21:23:11.195ID:/Rfhftkb0
たちまちに一体の人型兵器がやにわ胸を光線によって撃ち抜かれ、瞬間それが少し丸くうずくまるとあっけなく今全身を爆発させて四散させました。その確かな小さな輝きが巨大な宇宙空間に瞬いてスッと消える時、その通信はぼんやりとありふれた雑音の中に溶け入ってもはや誰のなんの感傷をも十分にはともなわず、ただなに者かにいつの間にか盗まれたかのようにあっけなく静かにそのまま真っ暗な虚無の中へと美しく消滅するのでした。
そしてあちこちに飛交うあざけるような、あるいは脅すような、寧ろ陰気に笑う狂って寂しい声をあげるような走りまわる妖しい戦火の中にまたもう一つ、最前の輝きを夢の中に追うようにしてあっけなく、なにもかもを同じようにした輝きが微かな轟音とともに小さく狂った闇の中に激しく、あまりにも生き急いでしまったその不完全なままの魔法のように、なにか尊いひとつの小さな欠片のような輝きを、実に青ざめた表情で不安に苦しみながら魂が物言えずそのまま意味あり気に溶け入るようにしてしばらく、無性になぜか一瞬冴えて光った後、とうとうたちまちになお闇の中へとふたたびその姿を消していくのです。

青ざめた想いがそうしてまたひとつ、ふたつ、と、ひととき彷徨って闇へと消えました。
ことによると音もなく、光もなく、誰の想いも涙の応えもないままに。ではあれは全てがやはり夢、いかにも冴えて何度も輝いた、夢__________

それはゾッとする腐り切ったように痩せこけて、どこの誰だか分らぬままにすべて忘れ去られたようなひとつの確かな命の抜け殻のような恐ろしい老婆のような巨大な塊でした。瞬くようなあまりに素早いその顔を傷つけるかのようにすぐ顔前を過ぎゆく人間の濃いその死の臭いに満ち満ちた、また光と火と闇の濁流。
妖しくそれらを睨みつけて瞬時ピクリとそれは時折その青ざめた表情を変化させました。時に訝し気に何食わぬ風に、あるいは底知れぬたくらみの濁流をぼんやりとただ漂うのを中途妨げられ見上げながらそしてつい驚くように、あるいはそれは心躍らせてにわかにその一部始終を顔一面を以て気でも違ってしまったかのように我を忘れて。
その確かな命の名残というべき不審な活動は今や、轟々ともう全ての命を狂った死の闇へと堂々とさらうような、靄のように立ち込めてなにか不吉な前兆のように力強いなにか明らかな闇からの精霊たちをそこいら中に産み散りばめながら、その言語を絶する地獄の業火を想像しうる限りに深い、暗い恐怖の闇に鋭く煌々と今揺らめかせるのでした。恐ろしい非情な不安も複雑な焦慮もすべて忘れたように嬉しそうに恐ろしく微かに笑うように、今やどんな鮮やかな人の活動にも引けをとらないそのほとんど魂と躍動、まるで重力の振動というべきものに果てしもなく輝きあふれるのでした。

そこにもし、誇りがなかったら。そこにもし、輝きがなかったら。そこにもし、思いがなかったら。
あの人がもし、そこに…

狂気__________

それでもまだ、正しさはでも、そこに残ったの。

おわり
0004以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
垢版 |
2022/05/15(日) 21:24:09.942ID:KtVyP1GCM
こんばんは。あたしはカウンディーネ。
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