桜「それにしてもなんでお熱出ちゃったの?」

俺「なんでだろうな……寝冷えでもしたのかもしれない。…伝染るかもしれないしそろそろさくらも帰った方が」

桜「小狼君1人にしておけるわけないじゃない。もう、今日だってなんですぐに連絡してくれなかったの?」

俺「こんなことでお前に迷惑をかけたくない……」

桜「心配させるのが1番迷惑だよ」

俺「ぐっ……そう言われると…」

桜「というわけで今日は小狼君の家に泊まるからね!あ、家にはちゃんと連絡済みだから心配しなくても大丈夫だよ!」

俺「はあ!?」

桜「はいはい、小狼君は何も言わないで寝てるの!夜は1時間ごとに起こしてお水飲ませてあげるからね。何度も排泄をすることですぐ熱が下がるんだって!あ、それと夕ご飯はお粥でいい?もしお粥が嫌ならゼリーとかもあるよ!あ、そうだ!氷枕も持ってきたから冷凍庫に入れとくね!あとお風呂はどうする?あんまり動きたくないなら身体拭くだけでもいいかもしれないけど…」

さくらがこうなったらもう俺は何も言えない…