0001以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
2022/05/06(金) 18:56:58.176ID:NXyacq9X0ハルヒ「ふーん。悪いわね。転校生ならもう間に合ってるの」
俺「ああ、それも噂で聞いてるよ。古泉くんだっけ?付き合ってるの?」
キョン「…」
ハルヒ「付き合ってないわよ」
俺「そうか、よかった。涼宮さん、俺と付き合ってくれないかな?」
キョン「!」
ハルヒ「はぁ?」
俺「おや、俺が聞いた噂では来るもの拒まずと聞いたんだけど」
ハルヒ(こいつ面倒臭いタイプだわ…)
ハルヒ「それはおあいにく様ね。あたしにはもう心に決めた人がいるの。こいつ」
キョン「は!?お前なに言っ」
ハルヒ「あたしたち付き合ってるわよね!?」
キョン「……あ、ああ。そういうことだ、悪いな」
俺「君が涼宮さんの彼氏なのか?……ふーん。わかった。ひとまず引き下がるよ。でも俺は諦めないからね」
ハルヒ「はぁ…」
キョン「で、俺がいつお前の彼氏になった」
ハルヒ「仕方ないじゃない!口が滑っちゃったんだから!それにああいうタイプ中学の時にもいたのよ。
ああいうのは諦め悪いったらないの!あたしは今男と付き合う気なんてさらさらないし、あんたあたしの彼氏になってよ。あいつの前だけでいいから」
キョン「……わかったよ」
キョン(面倒ごとに巻き込まれるのは毎度のことだし、俺はもう諦めているのだが、今回の場合はケースが違う。しかしなんでだろうな、全く断る気になれなかった)
キョン(こうして俺はハルヒの偽装彼氏を演じることになってしまった。やれやれ…どうなるんだろうな、これから)